特許
J-GLOBAL ID:200903070754846279

異常水質検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198768
公開番号(公開出願番号):特開平11-037969
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 被測定液の異常水質を正確かつ確実に検出することができる異常水質検出装置を提供する。【解決手段】 異常水質検出装置はケース26と、ケース26に設けられ鉄バクテリアを保持した微生物膜21とを有する検出電極部1を備えている。微生物膜21には検出流路27が接するように配置されている。この検出流路27には被測定液と、第1鉄含有液と、PH調整用緩衝液との混合液が流入する。混合液は微生物膜21を通ってケース26内に入り、ケース26内に設けられた検出電極23と対極24との間で電流が流れる。混合液が微生物膜21を通る際、鉄バクテリアにより混合液中の第1鉄が第2鉄に変換されて、検出電極23と対極24との間の電流値が変化する。
請求項(抜粋):
その一面に鉄バクテリアを保持した微生物膜が設けられるとともに内部液を有するケースと、ケース内に配置された一対の電極とを有する検出電極部と、ケースに隣接して設けられるとともに微生物膜に接する検出流路と、この検出流路内に被測定液を供給する被測定液供給装置と、検出流路内に第1鉄含有液を供給する第1鉄含有液供給装置と、検出流路内にPH調整用緩衝液を供給して、検出電極部における被測定液と第1鉄含有液とPH調整用緩衝液との混合液のPHを一定の値に定めるPH調整用緩衝液供給装置と、検出電極部の一対の電極間を流れる電流値を測定して被測定液の異常水質を検出する演算部と、を備えたことを特徴とする異常水質検出装置。

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