特許
J-GLOBAL ID:200903070756467895

ダイカスト用スリーブ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163216
公開番号(公開出願番号):特開2000-351054
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 二重構造のダイカスト用スリーブが有する保温性を実質的に損なうことなく、注湯口から注湯された溶湯が落下する部分への溶湯の焼き付きによるプランジャチップの固着を防止して、円滑な射出を可能にする。【解決手段】 熱伝導率が10〜25W/(m・K)(300°C)の合金鋼からなる外筒11内に、この外筒11より熱伝導率が高い工具鋼の内筒12を冶金的に接合してなるダイカスト用スリーブ10において、このダイカスト用スリーブ10に設けられている注湯口13から注湯された溶湯31が落下する部分の外筒11に切り込み部14を設けてこの部分の外筒11の肉厚を、外筒11の他の部分の肉厚より薄く形成して、この部分の放熱性を高める。
請求項(抜粋):
熱伝導率が10〜25W/(m・K)(300°C)の合金鋼からなる外筒内に、この外筒より熱伝導率が高い工具鋼の内筒を冶金的に接合してなるダイカスト用スリーブにおいて、このダイカスト用スリーブに設けられている注湯口から注湯された溶湯が落下する部分の外筒の肉厚が、零ないし外筒の他の部分の肉厚より薄く形成されていることを特徴とするダイカスト用スリーブ。

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