特許
J-GLOBAL ID:200903070758866657

圧力調整回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218776
公開番号(公開出願番号):特開平8-081200
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 ワークWの円滑な昇降を確保しつつ急上昇、急降下を防止する。【構成】 外力によるワークWの上昇時には、副給気室46側の空気が調圧ピストン20を押し下げる。調圧ピストン室24側と副給気室46側との圧力差は小さくなっているので、副給気室46側の空気が調圧ピストン室24に一気に流入することはないのでワークWの急上昇は回避される。外力によるワークWの下降時には、調圧ピストン20は押し上げられて調圧ピストン室24の圧力が上昇する。リリーフ弁86が開弁して調圧ピストン室24の空気が排出される。リリーフ弁86によって調圧ピストン室24の空気の過剰な排出は防止され、調圧ピストン20の急上昇は回避されるのでワークWが急降下することもない。
請求項(抜粋):
エアシリンダのシリンダ調圧室に供給される加圧空気の圧力を調整してピストンに連結されたワークの荷重と拮抗する力を前記ピストンに付与するための圧力調整回路であって、空気供給源に接続された給気室と、給気弁体により前記給気室との連通を通断され前記シリンダ調圧室に接続される調圧室と、排気弁体により前記調圧室との連通を通断され排気ポートにより外部に開放される排気室と、中立位置では前記給気弁体と前記排気弁体とを共に閉鎖位置とし下降時には前記給気弁体を開放し上昇時には前記排気弁体を開放するステムと、前記調圧室と連通された制御室とこの制御室に対置された調圧ピストン室との圧力差に応じて往復変位して前記ステムを昇降させる調圧ピストンとを有する主弁と、前記空気供給源からの加圧空気が供給される副給気室と、前記調圧ピストン室に接続され且つオリフィスを介して大気側に接続された副調圧室と、前記制御室の圧力の昇降に応じて前記副給気室と前記副調圧室との連通を通断する弁体とを有し、前記空気供給源からの加圧空気を前記ワークの荷重に応じて設定される調整圧力に減圧して前記調圧ピストン室に供給する調整弁とを備える圧力調整回路において、前記調整弁の副給気室と前記空気供給源との間に介装されて、前記空気供給源からの加圧空気を減圧して前記副給気室に供給する減圧弁と、前記オリフィスの大気側に配されて、前記オリフィスの前記副調圧室側と大気側との圧力差を設定範囲に維持するリリーフ弁とを設けたことを特徴とする圧力調整回路。
IPC (4件):
B66F 19/00 ,  F15B 11/06 ,  F15B 15/20 ,  G05D 16/16

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