特許
J-GLOBAL ID:200903070764942322
電気化学的センシング
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-581115
公開番号(公開出願番号):特表2003-532116
出願日: 2001年04月25日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】生物細胞の発する信号のモニタに用いる電気化学的センサおよびその方法である。本センサは生物細胞を含んでいる培養基を受承する第1ウェルを備え、第1ウェルは作用電極を含み、その一部はウェルに導入されるあらゆる液体に曝されている。その露出面は生物細胞層を支持する能力を有する。隣接する第2ウェルは、参照電極をその場所で受承、または挿入された電極を受承でき、これら2つのウェルは壁で隔てられている。2つのウェルには、その第1ウェルに電気化学的に導電性を有する培養基を作用電極を浸すのに十分な第1レベルまで注入し、第2ウェルに電気化学的に導電性を有する培養基を第2レベルまで注入すれば、ウェルに注入された液体間に電気化学的連続性が確立されるような壁が配されている。作用電極上に密集層を形成している細胞の電気化学的活性は、作用および参照電極間に発生する信号をモニタすることで決定できる。
請求項(抜粋):
生物細胞を含んだ培養基サンプルを受承する少なくとも1つの第1ウェル、生物細胞層を支持可能な第1ウェル内にて露出した部分を備えた作用電極、および第1ウェルに隣接し壁によって隔てられた少なくとも1つの第2ウェルを有し、該壁は、第1ウェルに電気化学的導電性を有する培養基を第1規定レベルまで満たして十分に作用電極を浸し、第2ウェルに電気化学的導電性を有する培養基を第2規定レベルまで満たすことで、第1ウェルおよび第2ウェルの液体間に電気化学的連続性が確立され、作用電極上の細胞が発した電気化学的信号を、作用電極および第2ウェル内の液体間に発生した信号をモニタすることで検出可能である、電気化学的センサ。
IPC (4件):
G01N 27/30
, C12Q 1/02
, G01N 27/416
, G01N 33/483
FI (4件):
G01N 27/30 A
, C12Q 1/02
, G01N 33/483 F
, G01N 27/46 M
Fターム (9件):
2G045BB20
, 2G045CB01
, 2G045FB05
, 2G045GC18
, 4B063QA01
, 4B063QA05
, 4B063QQ05
, 4B063QS39
, 4B063QX04
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
細胞電位測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-144768
出願人:松下電器産業株式会社
前のページに戻る