特許
J-GLOBAL ID:200903070766979266

建設機械の遠隔操作通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-283184
公開番号(公開出願番号):特開平10-112861
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 建設機械の遠隔操作に必要な画像を高圧縮率で情報圧縮し、さらに画像の重要な部分は鮮明かつ明瞭に再現できるようにする。【解決手段】 第1のテレビカメラ22により工事現場の対象領域の全体を撮影し、一方第2のテレビカメラ24によりその対象領域内の特に重要な特定領域を拡大して撮影する。そして第1のテレビカメラ22による撮影で得られた第1の画像データは、画像圧縮ボード28で、ある程度の情報量の低下を前提に高圧縮率で情報圧縮する。逆に、第2のテレビカメラ24による撮影で得られた第2の画像データは、画像圧縮ボード30で情報量の低下をできるだけ抑えるため、低圧縮率で情報圧縮する。情報圧縮された画像信号は無線で基地局18に送られ、基地局18では画像伸長ボード40で情報伸長処理が行われてもとの画像が再現され、プロジェクタ44によりスクリーン46に表示される。
請求項(抜粋):
基地局に設けられ、建設機械を操作するための制御信号を無線で送信する第1の通信手段と、前記建設機械に装備され、前記第1の通信手段からの前記制御信号を受信する第2の通信手段と、前記建設機械を含む周辺を撮影する撮影手段と、前記撮影手段による撮影で得られた画像情報を前記基地局に送信する第3の通信手段と、前記基地局に設けられ、前記第3の通信手段からの前記画像情報を受信する第4の通信手段と、を備えた建設機械の遠隔操作通信システムであって、前記撮影手段は、前記建設機械を含む周辺の対象領域を撮影する第1のテレビカメラと、前記対象領域内の特定領域を撮影する第2のテレビカメラと、前記第1のテレビカメラによる撮影で得られた、前記対象領域の画像を表す第1の画像データを高圧縮率で情報圧縮する第1の画像圧縮手段と、前記第2のテレビカメラによる撮影で得られた、前記特定領域の画像を表す第2の画像データを低圧縮率で情報圧縮する第2の画像圧縮手段とを備え、前記第3の通信手段は、前記第1および第2の画像圧縮手段により情報圧縮された前記第1および第2の画像データを送信する、ことを特徴とする建設機械の遠隔操作通信システム。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  E02F 9/20 ,  H03M 7/30
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  E02F 9/20 C ,  H03M 7/30 A

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