特許
J-GLOBAL ID:200903070774277203

負荷平衡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240155
公開番号(公開出願番号):特開平6-087600
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 負荷重量を記憶しこの記憶重量を目標として動作する平衡モードでの動作を可能とさせる操作機構を含んだ扱い易い負荷平衡装置を提供する。【構成】 作業者の操作による指令器からの信号がある一定範囲内になった時の負荷荷重(W)を荷重検出器10で検出し、目標重量として重量記憶部に記憶すると以降の動作は平衡モードとなり、作業者が負荷に力Fを加えると前記荷重検出器10で荷重(W+F)が検出され、演算部で荷重(W+F)と重量(W)との差が演算され作業者が加えた力Fを求める。この求めた値を駆動指令とすることで昇降機構1は操作力Fに対応した速度で昇降動作を行う。この時、負荷を吊っている吊り具7と操作リング9を作業者が持って力(F1)を加えると、荷重検出器10には(W+F1)の荷重が検出されるため、昇降機構1は作業者が加えた力(F1)を昇降機構1に対する昇降指令として動作する。
請求項(抜粋):
荷を昇降する昇降機構と、この昇降機構を駆動する駆動手段と、昇降機構の速度または位置を検出する手段と、荷の重量を検出する手段と、検出された荷の重量を記憶する手段と、作業者が昇降機構の速度または位置を指令する手段と、記憶された荷重量と検出された荷重量の差を演算する第1の演算手段と、夫々の信号を演算し前記昇降機構を駆動する手段に対して指令を与える第2の演算手段を持ち作業者が昇降機構の速度または位置を指令する位置モードと、荷の重量を記憶してその記憶重量を目標として動作する平衡モードの2つの動作モードを持った負荷平衡装置において、平衡モードでの動作中に操作することで昇降機構を平衡モードのまま昇降操作させる操作レバーを、前記荷の重量を検出する手段に取付けたことを特徴とした負荷平衡装置。

前のページに戻る