特許

J-GLOBAL ID：200903070781929836

軸索反射性発汗測定装置

発明者： 木原 幹洋 ,  森兼 弘 ,  坂口 正雄 ,  大橋 俊夫 ,  菊池 雅博 ,  中島 浩二
出願人/特許権者： 有限会社ヒロテック ,  坂口 正雄
代理人 (1件)： 清水 義久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-253595
公開番号（公開出願番号）：特開2003-061914
出願日： 2001年08月23日
公開日（公表日）： 2003年03月04日
要約：

【要約】【課題】 皮膚から発散された発汗と外部から供給された気体とを混合させる発汗混合室を水密状態に保持することができるとともに、軸索反射を起す電流を流すための電極間の距離が一定のカプセルを備えた軸索反射性発汗測定装置を提供することを課題とする。【解決手段】 軸索反射性発汗測定装置のカプセル2は、二つの電極22a,22bが二つの薬剤投入室21a,21bに取り付けられているとともに、発汗混合室23は、スプリング25の弾性力により皮膚の方向に付勢されている。また発汗混合室23の下端面にOリング26が取着されている。この構成により、カプセル2を皮膚に何回装着しても、二つの電極22a,22bの間の距離が一定であり、電極間に一定の軸索反射用電流を流すことができるとともに、発汗混合室23を水密状態に保持することができるため、軸索反射性の発汗量を正確に測定することができる。

請求項（抜粋）：

皮膚に装着されたカプセルから軸索反射を起すための発汗促進剤を皮膚に投与するとともに皮膚に電流を流すことによって皮膚から発散された発汗量を測定する軸索反射性発汗測定装置であって、前記カプセルは、前記発汗促進剤を皮膚に投与するための少なくとも二つの薬剤投入室と、前記少なくとも二つの薬剤投入室に設けられて当該それぞれの薬剤投入室から投与された発汗促進剤を介して前記軸索反射を起すための電流を皮膚に流す電極と、皮膚に密着された状態で皮膚からの発汗と外部から供給された気体とが混合される発汗混合室と、前記発汗混合室を皮膚の方向に弾性力で付勢する弾性部材とを備えていることを特徴とする軸索反射性発汗測定装置。