特許
J-GLOBAL ID:200903070784919610

作業機械の警報システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082780
公開番号(公開出願番号):特開平5-247974
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 接近対象物に対して作業機械の動作状態(静止状態を含めて)に応じてダイナミックに対象を識別して安全管理をすることが可能であり、ポテンシャルゾーンの設定が容易でゾーンと検出対象物との関係についての判定を高速に行うことができる作業機械の警報システムを提供することを目的とする。【構成】 対象物を識別して検出するために、作業機械側を主局とし、主局側が送信してから受信するまでの時間で距離を管理するとともに、それぞれの従局固有の信号が割り当てられた送信子からの信号を従局側から受けるようにしているので、時間計測により同時に複数の対象物からの距離が計測でき、複数の従局側送受信装置があってもそれぞれ個別に警報対象を認識することができる。さらに、同じ仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定して、作業員と設備などの異なる検出対象に対して重み付け手段により危険度に重み付けすることにより異なる警報レベルを算出することができる。
請求項(抜粋):
作業機械に主局として搭載され、主局送信子と主局受信子と、前記主局送信子からの信号の送信から前記主局受信子の所定の信号の受信までの時間を計測する時間計測回路とを有し、前記所定の信号に対応する情報を発生する第1の送受信装置と、前記主局送信子からの信号を受信する従局受信子とその局固有の前記所定の信号を発生する従局送信子と、前記従局受信子が前記主局送信子からの信号を受信したときに前記従局送信子を駆動する制御回路とを有する従局としての第2の送受信装置と、前記作業機械の周囲に前記作業機械に近くなるにつれて危険度が高くなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定するポテンシャルゾーン設定手段と、前記時間計測回路により計測された時間値を得て前記作業機械に対する検出対象物の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出された前記検出対象物の位置が複数の前記仮想危険度ポテンシャルゾーンのいずれかのゾーンに入っているかを判定する判定手段と、前記検出対象物に対応して第1の送受信装置から得られる前記従局固有の所定の情報に応じて前記判定手段により判定された前記検出対象物の仮想危険度ポテンシャルゾーンが示す危険度に重み付けをする重み付け手段と、この重み付け手段により重み付けされた危険度に応じた内容の警報を発生する警報手段と、を備える作業機械の警報システム。
IPC (2件):
E02F 9/26 ,  G08B 21/00

前のページに戻る