特許
J-GLOBAL ID:200903070813201279

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094196
公開番号(公開出願番号):特開平11-294529
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 地震に対する上部構造物の揺れを抑えるようにした免震装置において、地震収束後に中立状態にスムーズに復帰させることを目的とする。【解決手段】 上部構造物と連結される上側鋼板2と、この上側鋼板2の下側に対向して設けられ基礎と連結される下側鋼板3との外周部を、全周に亘って、筒状のゴム部材8にて連結する。上側鋼板2に柱部材5の基端部を取付固定し、下側鋼板3の球面形状若しくは円錐面形状の凹面3a.3bに、柱部材5の先端部に設けた摺動部材6の凸面6a,6bを摺動可能に当接させる。摺動部材6は、上側鋼板2と下側鋼板3とが相対移動していない中立状態で、凹面3a,3bの最も深さの深い部分に位置している。
請求項(抜粋):
上部構造物と基礎との間に設けられ、地震に対する前記上部構造物の揺れを抑えるようにした免震装置であって、前記上部構造物に連結される第1の板部材と、前記第1の板部材の下側に略平行に対向して設けられ、前記基礎に連結される第2の板部材と、前記両板部材のうち一方の板部材に基端部が取付固定される一方他方の板部材に先端部が摺動可能に当接せしめられ、前記両板部材の間隔を一定に保持する支持柱と、前記第1の板部材に一端部が、前記第2の板部材に他端部がれぞれ固着され、前記両板部材が水平方向において相対移動したときに、前記両板部材が対向する位置関係となる中立状態へ復帰させる復元力を発現する弾性体と、前記支持柱と他方の板部材との間に設けられ、前記両板部材を水平方向において相対移動させる力が解除されたときに、前記両板部材を中立状態に復帰させる方向へ支持柱を摺動させるアシスト力を付与する復帰アシスト手段とを備えることを特徴とする免震装置。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  E02D 27/34 ,  E04H 9/02 331
FI (3件):
F16F 15/04 E ,  E02D 27/34 B ,  E04H 9/02 331 D

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