特許

J-GLOBAL ID：200903070815378478

プラスチック成形品及び摺動ガイド部構造

発明者： 長田 重親
出願人/特許権者： 株式会社ニコン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-354128
公開番号（公開出願番号）：特開平10-177130
出願日： 1996年12月18日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：

【要約】【課題】 螺旋状の溝を有する円筒形状のプラスチック成形品を、二つの成形体で構成しても、摺動部材を溝に沿ってガタを生じさせずに摺動でき、成形品のスムーズな動作を実現できる。【解決手段】円筒形状の内周面に螺旋状のカム溝を有するプラスチック成形品1を、円筒形状の第1の成形体2と円筒体を軸方向に分割した形状の第2の成形体3とで構成する。第1の成形体2は、その内周面に第2の成形体3を摺動可能に収容する収容凹部4を有し、収容凹部4の側面4aがカム溝の一方の側壁面をなし、第2の成形体3の側面3aがカム溝の他方の側壁面をなす。第2の成形体3の側面3a側には、側面3aに沿って互い違いに孔5を形成すると共に、側面3a側を収容凹部4の底面4bから離した状態にし、側面3a側の弾性力でカムフォロワを収容凹部4の側面4aに押し付ける。

請求項（抜粋）：

円筒形状の内周面または外周面に螺旋状の溝を有するプラスチック成形品において、前記プラスチック成形品を、円筒形状の第1の成形体と円筒体を軸方向に分割した形状の第2の成形体とで構成し、前記第1の成形体は、その内周面または外周面に前記第2の成形体を摺動可能に収容する収容凹部を有し、収容凹部の側面が前記溝の一方の側壁面をなすと共に、前記第2の成形体の側面が前記溝の他方の側壁面をなし、前記第1の成形体と前記第2の成形体とが一体的に固着されていることを特徴とするプラスチック成形品。

IPC (3件)：

G02B 7/04 ,  F16H 53/00 ,  G02B 7/02

FI (3件)：

G02B 7/04 D ,  F16H 53/00 ,  G02B 7/02 Z