特許
J-GLOBAL ID:200903070816945937

コイルカー制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120596
公開番号(公開出願番号):特開平5-313737
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 搬送効率の低下を招くことなく、目標とする定位置に、コイルカーを精度良く停止できるようにする。【構成】 加速中の移動速度基準Vr は接点1aを通ってコイルカー2に送られる。加速状態判別回路5は、速度実績Va の入力から加速状態であることを判別して、接点6をオンにする。伝達関数演算手段4は、速度基準Vr 及び速度実績Va の入力に基き、コイルカー2の伝達関数Gp(s)を演算し、これを停止制御速度基準演算手段8にセットする。切換回路9は、位置実績の入力に基き、コイルカーが目標位置に近づいたときに、接点1aをオフ、接点1bをオンにして定位置停止制御に切換える。停止制御速度基準演算手段8は、停止位置目標値Rと位置実績Xとの偏差Eを入力し、既にセットされているGp(s)を用いて、速度基準Uの演算を行う。
請求項(抜粋):
圧延材料であるコイルを、所定の搬送経路を通って目的地まで運搬するコイルカーに対し、このコイルカーが定速走行領域を通過した後、目的地に近づくにつれてその速度基準を漸減させるようにし、次いで、このコイルカーを定位置に停止させるような定位置停止制御を行うコイルカー制御装置において、前記コイルカーに対する発進後の加速中の速度基準及びその速度実績の入力に基いて、前記コイルを積載しているコイルカーの伝達関数を演算する伝達関数演算手段と、前記演算された伝達関数を記憶しておき、前記コイルカーが前記定速走行領域を通過して前記定位置停止制御を行う領域に入った後は、この記憶した伝達関数を用いて速度基準を演算する停止制御速度基準演算手段と、を備えたことを特徴とするコイルカー制御装置。
IPC (2件):
G05D 1/02 ,  B21B 39/00

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