特許
J-GLOBAL ID:200903070818249415

内燃機関の燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-288044
公開番号(公開出願番号):特開2001-107734
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 空気流動とピストンの形状とにより部分負荷運転時に点火プラグ付近に混合気の層を生成して燃費を向上し、また、始動時には点火プラグにかぶりが生ずるのを防止する。【解決手段】 シリンダヘッドの幅方向一側のシリンダ外縁の吸気ポート側には燃焼室16に臨ませて燃料噴射弁を設け、燃料噴霧にシリンダ内でスワールを生じさせるスワール生成手段を吸気通路に設け、ピストンの頂面には吸気口及び点火プラグと対向する部位を窪ませて窪部64を形成するとともにこの窪部をクランク軸線方向C各側及び排気口側から囲むように隆起させた隆起部66を設け、窪部と隆起部とによって吸気口側にキャビティ68を形成し、隆起部をクランク軸線方向各側に位置する各側隆起部位と排気口側に位置する排気側隆起部位とから構成し、この排気側隆起部位には仮想平面が交わる部位に噴霧案内窪み70を設けている。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダブロックのシリンダとこのシリンダに摺動可能に保持されるピストンの頂面と前記シリンダブロックに載置されるシリンダヘッドのヘッド側窪部との間で燃焼室を形成し、前記シリンダヘッドのシリンダ軸線を挟んで前記シリンダヘッドの幅方向一側の前記ヘッド側窪部に吸気口を開口して設け、前記シリンダ軸線を挟んで前記シリンダヘッドの幅方向他側の前記ヘッド側窪部には排気口を開口して設け、前記シリンダヘッドの略シリンダ軸線部位には前記ヘッド側窪部に臨ませて点火プラグを設け、前記ピストンの頂面には燃料噴射弁から噴射される燃料を受けるキャビティを形成した内燃機関の燃焼室構造において、前記シリンダヘッドの幅方向一側のシリンダ外縁の吸気ポート側には前記燃焼室に臨ませて燃料噴射弁を設け、この燃料噴射弁から噴射された燃料噴霧に前記シリンダ内でスワールを生じさせるように空気を供給するスワール生成手段を吸気通路に設け、前記シリンダ軸線を含んで前記シリンダヘッドの幅方向に仮想平面を描出し、前記ピストンの頂面には前記吸気口及び前記点火プラグと対向する部位を窪ませて窪部を形成するとともにこの窪部を前記シリンダ軸線を挟んで前記仮想平面と直交するクランク軸線方向各側及び前記排気口側から囲むように隆起させた隆起部を設け、前記窪部と前記隆起部とによって前記吸気口側に前記キャビティを形成し、前記隆起部を前記クランク軸線方向各側に位置する各側隆起部位と前記排気口側に位置する排気側隆起部位とから構成し、この排気側隆起部位には前記仮想平面が交わる部位に噴霧案内窪みを設けたことを特徴とする内燃機関の燃焼室構造。
IPC (7件):
F02B 23/08 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/10 ,  F02B 31/02 ,  F02F 3/26 ,  F02M 69/00 ,  F02M 69/04
FI (9件):
F02B 23/08 S ,  F02B 23/08 V ,  F02B 23/08 Z ,  F02B 17/00 D ,  F02B 23/10 D ,  F02B 31/02 C ,  F02F 3/26 A ,  F02M 69/04 R ,  F02M 69/00 350 P
Fターム (10件):
3G023AA02 ,  3G023AA08 ,  3G023AB01 ,  3G023AC04 ,  3G023AC05 ,  3G023AD03 ,  3G023AD06 ,  3G023AD12 ,  3G023AD29 ,  3G023AG01

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