特許
J-GLOBAL ID:200903070819888721

熱電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-108313
公開番号(公開出願番号):特開平11-307823
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 熱勾配のある機器に熱を利用して発電する熱電素子を組み込んで、電力を発生させるときに、熱勾配のある機器での熱電素子の熱的接続を合理的かつ信頼性高く提供することを目的とする。【解決手段】 容易に分離出来る2つの部品から構成された熱伝導構造体により、熱電素子に熱を伝導させる。すなわち、機器の高温部分である熱伝導板と熱電素子、熱電素子と熱伝導構造体の一方の部材、熱伝導構造体の他方の部材と放熱機構、を強固に接続する。その際に、熱伝導構造体の分離できる部分が対向する面は平らでなく、凸凹とするため表面積が大きく、熱交換が容易な構造になっている。このため、お互いに平らに構成した場合に比べて、熱抵抗が著しく下がり熱ロスが減少するとともに、大きな応力を熱電素子にかけずに、容易に組立て分解などが行える。
請求項(抜粋):
熱をエネルギーとして電力を発生させる、あるいは、電流を流すことで熱を発生、または冷却する熱電素子と、前記熱電素子に熱を伝達する熱伝導構造体と、を備えるとともに、前記熱伝導構造体が少なくとも2つに分離できる部品で構成され、前記2つの部品の互いに対向する対向面が熱的に接触していることを特徴とする熱電装置。

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