特許
J-GLOBAL ID:200903070826974412

被覆鋼より線の被覆厚の測定方法並びにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-184490
公開番号(公開出願番号):特開2002-005609
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 生産ライン上での被覆鋼より線被覆厚の測定方法と測定装置の提供。【解決手段】 被覆鋼より線1の最外層線と同数の渦電流式変位センサ10A,Bを誘導干渉を起こさないだけの許容離隔距離を保持させ、走行ライン4の各最外層線にそれぞれ対応させて、走行ライン4に対し放射方向に移動可能、公転可能に設けて、渦電流式変位センサ10A,Bを走行中の被覆鋼より線1の表面に対応する外接円に密接させた状態で、被覆鋼より線1と同期した一体に数秒の一定時間走行させ、該走行に同調させ各渦電流式変位センサ10A,Bを走行ライン中心線周に所定回転角度公転させて、密接中の各渦電流式変位センサ10A,Bで被覆鋼より線表面の最小値を測定しこの最小値と裸鋼より線に対し渦電流式変位センサ10A,Bで予め外径測定した変位との比較結果に基づいて被覆鋼より線の最小被覆厚を測定する。
請求項(抜粋):
測定対象である被覆鋼より線における最外層線の本数と同数の6個以上所定数の渦電流式変位センサをその約数単位で分けて2以上複数の計測組とし、計測組毎において各渦電流式変位センサを前記被覆鋼より線の走行ラインの中心線を基準にその周りの等分周個所に配置して、センサ自体が発生する渦電流による誘導干渉を起こさないだけの許容離隔距離を相互に保持させ、かつ走行ラインの前記各最外層線にそれぞれ対応させて設けるとともに、走行ライン中心線に対し集中・拡散し得る放射方向に移動可能に、かつ、走行ライン中心線の周りに公転可能に設けることにより、鋼より線表面変位計測手段を形成してなり、この鋼より線表面変位計測手段の所定数の渦電流式変位センサを走行ラインで走行中の被覆鋼より線の表面に対応する外接円に一斉に密接させた状態で、該被覆鋼より線と同期させた一体に数秒程度の一定時間だけ走行させるとともに、該走行に同調させて各渦電流式変位センサを走行ライン中心線の周りに前記最外層線の本数から決定される所定回転角度だけ公転させながら、密接させた各渦電流式変位センサによりその間の被覆鋼より線表面の変位を測定して、その際の測定変位の最小値をそれぞれ読み取らせ、この各最小値と被覆が施される前の素線である裸鋼より線に対し前記鋼より線表面変位計測手段と同じ渦電流式変位センサを用いて予め外径測定及びティーチングしておいた素線表面に対する変位との比較結果に基づいて被覆鋼より線の最小被覆厚をオンライン下で測定することを特徴とする被覆鋼より線の被覆厚の測定方法。
Fターム (28件):
2F063AA16 ,  2F063BB03 ,  2F063BB08 ,  2F063BC08 ,  2F063BC10 ,  2F063BD13 ,  2F063BD18 ,  2F063CA11 ,  2F063CA40 ,  2F063DA01 ,  2F063DA02 ,  2F063DA09 ,  2F063DA15 ,  2F063DA23 ,  2F063DA24 ,  2F063DB04 ,  2F063DB07 ,  2F063DB08 ,  2F063DD04 ,  2F063DD07 ,  2F063EA20 ,  2F063GA08 ,  2F063GA29 ,  2F063GA45 ,  2F063KA05 ,  2F063LA17 ,  2F063LA29 ,  2F063ZA01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る