特許
J-GLOBAL ID:200903070829319024

X線管装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-275285
公開番号(公開出願番号):特開2001-093698
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 冷却のための送風機の小型化又は送風機の省略を可能とするX線管装置を提供する。【解決手段】 X線管1と、陽極支持体12と、陰極支持体13と、絶縁油7などを内包するX線管容器9の外表面に、蓄熱材用ポケット15が取り付けられ、その中に蓄熱材14が収納されている。蓄熱材14には融解潜熱の大きい塩化カルシウム水和物などが用いられる。蓄熱材14はX線撮影前に、冷凍庫16で予め冷凍され、凝固された後に、蓄熱材用ポケット15に収納され、蓄熱材14が融解するときの潜熱を利用してX線管装置を冷却する。X線撮影後には、蓄熱材14を蓄熱材用ポケット15から取り出し、冷凍庫16で凝固し、再使用する。
請求項(抜粋):
X線管と、該X線管を収納するX線管容器(以下、管容器と略称する)と、前記X線管を前記管容器の内壁に絶縁支持する支持部材と、前記X線管に高電圧を印加するための高電圧導入手段と、前記管容器内に充填され前記X線管の絶縁及び冷却を行う絶縁油とを具備するX線管装置において、融解潜熱の大きい物質から成る蓄熱材を、X線管装置外に設けた冷却手段によって蓄熱材の動作状態まで冷却して、前記管容器の外表面に取り付け、前記管容器内の絶縁油を冷却することを特徴とするX線管装置。
IPC (2件):
H05G 1/02 ,  H01J 35/00
FI (2件):
H05G 1/02 P ,  H01J 35/00 A
Fターム (5件):
4C092AA01 ,  4C092AB26 ,  4C092AB27 ,  4C092BD17 ,  4C092BD19

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