特許
J-GLOBAL ID:200903070830238887
適応型ディジタルフィルタ
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149813
公開番号(公開出願番号):特開平6-188683
出願日: 1992年04月23日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 広帯域信号中に単一または複数の狭帯域信号が混入した対象信号に対して、該狭帯域信号の除去または強調を該狭帯域信号の周波数の変動に追従して適応的に行う。【構成】 広帯域信号中に単一または複数の狭帯域信号が混入した対象信号Sから対象信号中の狭帯域信号を個別に推定する複数個の2次IIR形フィルタAiを並列に接続する。2次IIR形フィルタの零点を決定する乗算器係数ci、diは学習同定法を用いて逐次修正する。2次IIR形フィルタの中心周波数すなわち狭帯域信号の周波数の推定値を決定する乗算器係数aiは、加算1回、除算1回からなる極めて演算量の少ない修正式にしたがって逐次修正する。 【効果】 従来方式に較べて、少ない演算量かつ小規模の回路で実現できる。
請求項(抜粋):
1 広帯域信号中に単一または複数の狭帯域信号が混入した対象信号に対して、該狭帯域信号の除去または強調を行なう手段として、該対象信号を入力とし、該狭帯域信号と同等の信号を出力することを目的とした、単一または複数並列に接続された2次巡回部を有するIIR形ディジタルフィルタと、該対象信号から該2次IIR形ディジタルフィルタ出力を減算することによって得られる誤差信号を入力とし、該2次IIR形ディジタルフィルタ出力が該狭帯域信号と同等になるように該2次IIR形ディジタルフィルタのフィルタ係数を制御するための係数制御回路を備えることにより、該狭帯域信号の周波数変動に追従して除去あるいは強調することを特徴とする適応型ディジタルフィルタ。2 前記第1項において、IIR形ディジタルフィルタの零点を与えるフィルタ係数は誤差信号を小さくするように逐次制御し、さらに、 該IIR形ディジタルフィルタの極を与えるフィルタ係数は該IIR形ディジタルフィルタの零点を与えるフィルタ係数の値を用いて制御することを特徴とする係数制御回路。
IPC (2件):
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