特許
J-GLOBAL ID:200903070834565114

二次電池の充電回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-050747
公開番号(公開出願番号):特開平5-260677
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 充電前の電池温度と周囲温度との差が大きい場合でも、充電不足や過充電を起こすことなく適切な充電ができる二次電池の充電回路を提供する。【構成】 電池3の温度変化を検出する温度検出回路4,6と、この温度検出回路の出力の単位時間当たりの変化率を検出する温度変化率検出回路7と、充電中の温度変化率検出回路7の出力Vt1′と設定値Vt1を比較する比較器8と、周囲の温度変化を検出する温度検出回路9〜10と、2つの温度検出回路の出力Vt1,Vt2の差を検出する温度差検出回路11〜12と、温度差検出回路の出力Vt3と設定値Vk2を比較し、Vk2の方が大のとき充電許可信号を発生する比較器13と、比較器13からの充電許可信号により急速充電を開始し、比較器8の反転出力によって充電を停止するかまたは充電電流を減少させる制御を行う充電制御回路2とを有する。
請求項(抜粋):
二次電池の温度変化を検出して該温度変化に対応する出力を発生する第1の温度検出手段と、前記第1の温度検出手段の出力の単位時間当たりの変化率を検出する温度変化率検出手段と、前記二次電池の充電中における前記温度変化率検出手段の出力と第1の設定値とを比較し、これらの大小関係が反転したとき反転出力を発生する第1の比較手段と、前記二次電池の周囲の温度変化を検出して該温度変化に対応する出力を発生する第2の温度検出手段と、前記第1の温度検出手段の出力と前記第2の温度検出手段の出力との差を検出する温度差検出手段と、前記温度差検出手段の出力と第2の設定値とを比較し、第2の設定値の方が大のとき充電許可信号を発生する第2の比較手段と、前記第2の比較手段からの充電許可信号により前記二次電池の急速充電を開始し、前記第1の比較手段の反転出力によって充電を停止するかまたは充電電流を減少させる制御を行う充電制御手段とを具備することを特徴とする二次電池の充電回路。

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