特許
J-GLOBAL ID:200903070841117062
2つのビードリングをもつビードを備えた航空機用ラジアルタイヤ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328665
公開番号(公開出願番号):特開平9-175108
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】航空機の安全性に対する厳しい要求に適合する航空機用タイヤの低ゾーン寿命を改善することにある。【解決手段】 軸線方向外方のターンアップ(30A、30B、30C)を形成するため内側から外側へと軸線方向に延びる軸線方向内方のビードリングT2 の回りに巻かれるターンアップを有する繊維コードの少なくとも1つのプライ(3A、3B、3C)と、ターンアップ(30D、30E)を形成するため内側から外側へと延びる軸線方向外方のビードリングT1 の回りに巻かれる繊維コードの少なくとも1つのプライ(3D、3E)とを有するラジアルカーカス補強材を備えた航空機用タイヤにおいて、軸線方向最内方のプライ(3A)のターンアップ(30A)は、或る半径方向部分に亘って、三日月状のゴム混合物からなる異形部材(4)によりカーカスプライ(3D)から分離され、該異形部材の最大厚e4 は、軸線方向内方のビードリングT2 の回りにターンアップされたカーカスプライ(3A、3B、3C)のターンアップ(30A、30B、30C)の全厚tの少なくとも0.5 倍に等しい。
請求項(抜粋):
トレッドと、ベルトと、ラジアルカーカス補強材(3)とを有する航空機用タイヤであって、前記ラジアルカーカス補強材(3)は、2つのビードリング(T1 、T2 )を有する各ビード内に係止された繊維糸またはコードからなる少なくとも2つのターンアップされたプライ(3A、3B、3C、3D、3E)と、軸線方向外方のターンアップされたプライのターンアップの軸線方向外方面に沿って延びる繊維糸またはケーブルからなる少なくとも1つのプライ(3F)とを含む航空機用タイヤにおいて、各ビードリング(T1 、T2 )の回りに少なくとも1つのターンアップされたプライ(3A、3B、3C、3D、3E)が巻かれ、該ターンアップされたプライが軸線方向内方から軸線方向外方に延びて、軸線方向外方のターンアップ(30A、30B、30C、30D、30E)を形成し、軸線方向内方のビードリング(T2 )の回りに巻かれた軸線方向最内方のプライのターンアップ(30A)は、所与の半径方向部分に亘って、三日月状のゴム混合物からなる異形部材(4)により、軸線方向外方のビードリング(T1 )の回りにターンアップされかつ軸線方向最内方のカーカスプライ(3D)から分離され、異形部材の半径方向上端部は、ビードのベースXX′から距離h4 の位置にあり、該距離h4 はタイヤの高さHの0.15〜0.30倍であり、異形部材(4)の半径方向下端部は、ビードのベースXX′に対し平行でかつ軸線方向外方のビードリングの中心および回転軸線から最も離れた前記軸線方向外方のビードリング上の点を通る、それぞれ、2つの直線YY′、ZZ′の間に位置し、異形部材の最大厚e4 は、軸線方向内方のビードリング(T2 )の回りにターンアップされたカーカスプライ(3A、3B、3C)のターンアップ(30A、30B、30C)の全厚tの少なくとも0.5 倍に等しいことを特徴とする航空機用タイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/08
, B60C 15/00
, B60C 15/06
FI (3件):
B60C 9/08 D
, B60C 15/00 J
, B60C 15/06 K
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