特許
J-GLOBAL ID:200903070841881536

歯科用トレーテーブル用回転アームの回転制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127347
公開番号(公開出願番号):特開平8-299395
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 歯科治療用椅子に設置された支持部材等に立設された軸に回転自在に装着された歯科用トレーテーブルを保持するための回転アームの回転動作を制限及び/又は停止させるための回転制御機構を提供する。【構成】 回転アーム3の取付平面3a上に、軸1のブレーキリング部2の周面と対向していて該周面との間隔が単調に変化する対向面6bを有するベース部材6と、一端に該周面と該対向面6bとで形成された間隙内で移動するローラー4fが取り付けられているアーム部材4と、アーム部材4の他端の当接部4aをアクチュエーター8の摺動棒8aに当接させる力を付与させる弾性部材5と、弾性部材5の力に逆らって支点4dを中心としてアーム部材4を回転させる力を当接部4aに加えるアクチュエーター8とが配備されており、アクチュエーター8が作動しない状態でローラー4fの周面が前記周面及び前記対向面6bに同時に当接する位置が前記間隙内に存在している。
請求項(抜粋):
歯科用ユニット又は歯科治療用椅子を構成する部材に立設されており環状のブレーキリング部(2)が設けられている軸(1)に歯科用トレーテーブルを保持するために回転自在に取り付けられている回転アーム(3)の取付平面(3a)上に、該ブレーキリング部(2)の周面と対向していて該ブレーキリング部(2)の周面との間隔が単調に変化する対向面(6b)を有するベース部材(6)と、該ベース部材(6)に中間部所定位置に配備されている支点(4d)が装着されており該ブレーキリング部(2)の周面と該ベース部材(6)の対向面(6b)とで形成された間隙内で移動する円筒状のローラー(4f)を回転自在に支持するローラー軸(4e)が一端に取り付けられているアーム部材(4)と、一端が回転アーム(3)の取付平面(3a)に突設されている取付突起(5a)にまた他端が前記アーム部材(4)の中間部所定位置に立設されている支持棒(4b)にそれぞれ取り付けられていて前記アーム部材(4)の支点(4d)を挟んでローラー(4f)と反対側の他端の当接部(4a)をアクチュエーター(8)の摺動棒(8a)に当接させる力を付与させる弾性部材(5)と、該弾性部材(5)が付与する力に逆らって該支点(4d)を中心として前記アーム部材(4)を回転させる力を前記アーム部材(4)の当接部(4a)に加える摺動棒(8a)を備えたアクチュエーター(8)とが配備されており、該アクチュエーター(8)が作動した状態又は作動しない状態で前記ローラー(4f)の周面が前記ブレーキリング部(2)の周面及び前記ベース部材(6)の対向面(6b)に同時に当接する位置が前記間隙内に存在していることを特徴とする歯科用トレーテーブル用回転アームの回転制御機構。

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