特許
J-GLOBAL ID:200903070844301069

単独分離系統安定化方法及び単独分離系統安定化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 児玉 俊英 ,  大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-228278
公開番号(公開出願番号):特開2004-072884
出願日: 2002年08月06日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】単独系周波数維持に必要な発電機遮断量、または、負荷遮断量を低減することができる単独分離系統安定化方法及び単独分離系統安定化システムの提供を目的とする。【解決手段】系統安定化装置10は、分離系統発生時の電圧変化による負荷脱落量の影響を考慮した連系線潮流の大きさを求め、この連系線潮流の大きさから発電量過剰または負荷過剰を判定し、発電量過剰の場合は負荷母線1B電圧を分離前の値から高めに、負荷過剰の場合は負荷母線1B電圧を低めに誘導することによって見かけ上の負荷量を調整し、発電供給量と負荷量との需給アンバランスを解消するように電源制御(発電機9A,9B,9Cの制御)または負荷8A,8B,8Cの制御を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電力系統における分離系統の系統分離の発生にともない、該分離系統内の発電機群の発電供給量または負荷群の負荷量を制御して上記分離系統を安定化する単独分離系統安定化方法において、 本系統と分離系統の間に流れる連系線潮流(分離系統に向かう方向を正とする)を計測し、電圧変化による負荷脱落量を求め、上記連系線潮流と上記負荷脱落量との差を算出することによって、上記負荷脱落量の影響を考慮した連系線潮流を求めるステップ、 上記負荷脱落量の影響を考慮した連系線潮流の大きさを判定するステップ、 上記負荷脱落量の影響を考慮した連系線潮流の大きさが負であれば上記負荷が接続された負荷母線電圧を高めに誘導するための無効電力変化量を与え、上記発電供給量と上記負荷量との需給アンバランスを解消するように上記発電供給量を制御する電源制御を実施し、上記負荷脱落量の影響を考慮した連系線潮流の大きさが正であれば上記負荷母線電圧を低めに誘導するための無効電力変化量を与え、上記発電供給量と上記負荷量との需給アンバランスを解消するように上記負荷量の負荷制御を実施するステップ、 を備えたことを特徴とする単独分離系統安定化方法。
IPC (1件):
H02J3/24
FI (1件):
H02J3/24 D
Fターム (3件):
5G066AD04 ,  5G066AD07 ,  5G066AD09

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