特許
J-GLOBAL ID:200903070846502800

基礎地盤の改良工法とその掘孔装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 博道 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235609
公開番号(公開出願番号):特開平7-071033
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 基礎杭打設による基礎地盤の改良工法において、上記杭柱の支持下部に所定径寸の径寸大の球根部を一体的に安全確実に施工し剛強な地盤層を築造しようとするをその主な目的としている。【構成】 らせん状凸部2を軸周部に付設してなるケーシング1の下方に、略円錐形状で且つ傾斜面周部にらせん状翼片5を形成してなるオーガーヘッド3を一定の角度に拡開折曲自在に連結したことを特徴とする地盤の掘孔装置。また上記構造による掘孔装置にて所定地盤を掘孔するが、これが所定の深度において該オーガーヘッド3による掘進を停止し、ヘッド部分をケーシング1に対して一定の角度に拡開折曲して該ヘッドによる回転掘削により地中に径大な球根孔bを掘孔行わしめようとする基礎地盤の改良工法。
請求項(抜粋):
先端部に適宜形状の先掘刃を付設すると共に該上部にらせん状翼片を一体的に付設し形成してなる円錐形のオーガーヘッドを、軸周部上下にらせん状凸部を一体に付設してなるケーシングの下方に一方を支軸として一定の角度に拡開折曲自在に連結し形成せしめた掘孔装置Aを用いて地盤を掘孔しようとするもので、該掘孔装置Aを所定地盤上に杭打機にて吊設し、しかる後に動力の可動により地中を回転掘進し、該掘進が所定の深度に到着すると、上記ケーシング下方に付設せるオーガーヘッド部分を必要とする球根孔径aの範囲に折曲拡開し、かかるオーガーヘッドの折曲拡開状体にてケーシングの回転と共に地中を回転掘削し、地底に径大な球根孔bを掘孔する。かくして地中に所定径寸の球根孔bの掘孔が終わると上記ヘッドの折曲状体を原状に復戻しオーガーヘッドを抜去しながら上記掘孔球根孔b内にモルタル等の凝結材cを充填して地中に径大な球根部dを造成し、且つ該球根部dを基根として掘孔d内に杭柱Pを打設行わしめることによって地中に径大な球根孔bを一体的に有してなる支持力剛強な地盤層を築造しようとすることを特徴とする基礎地盤の改良工法。
IPC (2件):
E02D 5/44 ,  E02D 17/13

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