特許
J-GLOBAL ID:200903070851203897

充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276913
公開番号(公開出願番号):特開2001-097489
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】グラビティ式充填装置1で、耐圧力の低いローコストなペットボトル12にホットパック充填を行えるようにする。【解決手段】充填液タンク8の下面に固定されたバルブボディ24内に給液管26が摺動可能に嵌合し、給液管26の内部に排気パイプ28が間隙を隔てて挿通され固定されている。給液管26の下端の注液パイプ36と、排気パイプ28の下端に固定され、注液口40と排気口を有するノズル38とにより液バルブ42とガスバルブ44が形成されている。注液パイプ36の外周にびん口パッキン50が固定されており、びん台10によって容器12が上昇すると、先ず、容器12内を密封し、次いで、注液パイプ36を押し上げて、前記両バルブ42,44を開放する。充填液タンク8のヘッドスペース8Aには、ブロワ64により負圧を導入する。ヘッドスペース8Aの圧力を制御装置60により制御して、容器12が膨張変形せず、しかも、収縮変形もしないような圧力にする。
請求項(抜粋):
充填液を貯留する充填液タンクの底面に固定されたバルブボディ、このバルブボディ内に設けられた液通路、この液通路を開閉する液バルブ、前記バルブボディ内に設けられたガス通路、このガス通路を開閉するガスバルブおよび前記バルブボディに設けられたびん口パッキンを有する充填バルブと、この充填バルブの下方に供給される軟質容器を支持する支持手段と、前記充填バルブと前記支持手段とを相対的に昇降させる昇降手段とを備え、供給された軟質容器をびん口パッキンにより密封し、前記液バルブおよびガスバルブを開放して液通路から充填液をこの容器内に充填するとともに、容器内のエアをガス通路を介して前記充填液タンクのヘッドスペースに排出させ、容器内に充填された充填液の液面が上昇して前記ガス通路を閉塞して容器の上部に密封空間を形成した後、この密封空間内の圧力が充填液の供給圧力と平衡したときに充填液の流入が停止するように構成した充填装置において、前記充填液タンクのヘッドスペースに負圧を発生させる負圧発生手段と、この負圧発生手段を制御する制御手段とを設け、充填開始時に充填液タンクのヘッドスペースの圧力が容器内に作用したときに容器を収縮変形させない圧力であり、かつ、充填終了時に容器の上部に形成された密封空間の圧力が容器を膨張変形させないような圧力となるように、前記負圧発生手段の発生する負圧を制御手段によって制御することを特徴とする充填装置。
IPC (2件):
B67C 3/16 ,  B67C 3/04
FI (2件):
B67C 3/16 ,  B67C 3/04
Fターム (7件):
3E079AB01 ,  3E079CC05 ,  3E079CD05 ,  3E079DE13 ,  3E079FF03 ,  3E079FF11 ,  3E079FF16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平6-037230
  • 流体充填装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-052932   出願人:花王株式会社
  • 特公平6-037230

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