特許
J-GLOBAL ID:200903070858719619

高所作業車の作業台支承装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058999
公開番号(公開出願番号):特開平9-249396
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 作業台支持部材を、車体の振動に対して揺動しないように保持するとともに、前後左右に傾いた作業台であっても作業台の下面の傾斜に追従させて作業台を支承し、作業台の載置の際に生じる衝撃吸収に支障がないようにすることを目的とする。【解決手段】 車体に上方に延びて取り付けられた固定ポストと、この固定ポストに摺動可能に取り付けられた可動ポストからなる支柱部分と、支柱部分に揺動自在に取り付けられ、作業台の下面の傾斜に追従して作業台を支持する支持部材と、可動ポストを固定ポストに対して上動方向に付勢するとともに、圧縮力を受けたときにはその衝撃力を吸収するダンパーと、可動ポストと支持部材との間に設けられた弾性付勢部材とから構成され、この弾性付勢部材によって支持部材を所定の作業台支障位置に安定的に保持するとともに、作業台の載置等によって支持部材が揺動したときには、支持部材を所定の作業台支障位置に戻す方向に付勢力を生じさせて、ダンパーの衝撃吸収作用を支障なく行わせるようにしている。
請求項(抜粋):
車体上に少なくとも起伏自在なブームを備え、このブームの先端に作業台を備えた高所作業車において、前記ブームが前記車体に対して格納されたときに、前記作業台を下方から受けて支持する高所作業車の作業台支承装置であって、前記車体に上方に延びて取り付けられた固定ポストと、この固定ポストに上下方向に摺動可能に取り付けられた可動ポストと、この可動ポストを前記固定ポストに対して上動方向に付勢するとともに可動ポストが下動方向に圧縮力を受けたとき、その衝撃力を吸収するダンパーと、前記可動ポストの上端に、前記可動ポストに対して揺動自在に取り付けられ、前記作業台の格納時において前記作業台の下面の傾斜に追従して前記作業台を支持する支持部材と、前記可動ポストと前記支持部材との間に配設され、前記支持部材を所定の作業台支承位置に保持するとともに、前記支持部材が作業台支承位置より揺動したときには、前記支持部材を前記作業台支承位置に戻す方向に付勢力を生じさせる弾性付勢部材とからなることを特徴とする高所作業車の作業台支承装置。
IPC (2件):
B66F 9/06 ,  B66F 11/04
FI (2件):
B66F 9/06 B ,  B66F 11/04

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