特許
J-GLOBAL ID:200903070863391176

二重化通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-391558
公開番号(公開出願番号):特開2005-159483
出願日: 2003年11月21日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】 二重化された通信系でデータ授受を定常的に並行して行う構成において、両通信系を効率的に利用するとともに一方の通信系に障害が発生した場合のデータの延滞や欠損を防止する。 【解決手段】 正常時に、通信制御部12はデータ収集部10から受けたデータを空きスロットがある送信キュー13a、13bの一方又は両方へ格納するとともにそれに対応する通信路へと送出する。所定時間内に応答データが戻って来ないとタイムアウトになり元の送信データを送信キューから削除するが、スロットが満杯である状態でタイムアウトに至った場合には、その送信キュー側の通信系に異常があるものと判断し、全くの未送信データではなく、他の送信キューに格納されている送信データの中で最も古いものを探してこれを新たに生じた空きスロットに格納するとともに送出する。これにより、正常時にはデータの二重化が保証され、異常時にもデータの欠損を確実に防止できる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
制御/監視装置と制御/監視端末との間に並列に接続された第1、第2なる二系統の通信路を用い、制御/監視装置から制御/監視端末に対して所定の送信データを送出し、これを受けた制御/監視端末が制御/監視装置に対して応答データを送り返すことでデータの授受を行う二重化通信装置において、前記制御/監視装置は、 a)第1通信路を通して送出する送信データをn個分格納するための第1送信キューと、 b)第2通信路を通して送出する送信データをm個分格納するための第2送信キューと、 c)第1及び第2通信路に対してそれぞれ設けられ、該通信路を通して送出した送信データに対する応答データが所定時間内に送り返されて来ないときにタイムアウトであると判定するタイムアウト判定手段と、 d)第1及び第2送信キューを利用して第1及び第2通信路を介したデータの送受を制御する通信制御手段であって、第1及び第2送信キューのそれぞれについて、 タイムアウトに由来する送信キューの空きの発生を除いて送信キューに空きがある場合には、送信要求のある送信データをその送信キューに格納するとともに対応する通信路を通して該送信データを送出する一方、それに対する応答データを受け取ったときにはその元の送信データを送信キューから削除し、 前記タイムアウト判定手段によりタイムアウトと判定された場合にはタイムアウトとなった送信データを送信キューから削除し、 且つ、タイムアウトによって送信キューに空きが生じた場合には、送信要求のある送信データに代えて他方の送信キュー内で時間的に最も古い送信データを用いてその空きを埋めるとともに対応する通信路を通して該送信データを送出する通信制御手段と、 を備えることを特徴とする二重化通信装置。
IPC (5件):
H04L29/02 ,  G05B9/03 ,  H04L1/22 ,  H04L7/00 ,  H04L29/14
FI (5件):
H04L13/00 301B ,  G05B9/03 ,  H04L1/22 ,  H04L7/00 Z ,  H04L13/00 311
Fターム (24件):
5H209AA01 ,  5H209CC09 ,  5H209CC11 ,  5H209DD11 ,  5H209GG11 ,  5H209HH13 ,  5H209SS01 ,  5K014AA01 ,  5K014DA03 ,  5K014FA01 ,  5K014FA03 ,  5K034AA05 ,  5K034HH01 ,  5K034MM24 ,  5K035AA03 ,  5K035DD01 ,  5K035EE23 ,  5K035LL14 ,  5K047AA11 ,  5K047GG54 ,  5K047KK13 ,  5K047KK18 ,  5K047MM02 ,  5K047MM24
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実開平6-2407号公報
  • 二重化キュー同期化方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-207317   出願人:日本電気株式会社

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