特許
J-GLOBAL ID:200903070868977489

射出成形品の構造強度シミュレーション方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-081941
公開番号(公開出願番号):特開2002-273772
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 最終成形品の機械的強度が要求性能を満足するように成形条件および製品形状を迅速に決定することを可能にする射出成形品の構造強度シミュレーション方法及び装置を提供する。【解決手段】 (1) 成形品の形状を複数の微小要素に分割した計算用モデルを作成する計算用モデル作成工程と、(2) 成形品の成形条件を設定する成形条件設定工程と、(3) 計算用モデルを用いて成形品を成形条件で射出成形したときの各微小要素の異方性物性データを算出する物性解析工程と、(4) 計算用モデルを用いて成形品に荷重を負荷した場合の破壊予想位置の応力方向を求める構造解析工程と、(5) 破壊予想位置における応力方向と異方性物性データに基づく最大強度方向とのなす角度が最小となるか否かを判定する判定工程とを含み、判定工程において角度が最小と判定されるまで(2) 〜(5) の工程を繰り返し、その判定条件を満たす成形条件を探索する。
請求項(抜粋):
異方性物性をもつ射出成形品の構造強度を向上させることを目的とするシミュレーション方法であって、(1) 前記成形品の形状を複数の微小要素に分割した計算用モデルを作成する計算用モデル作成工程と、(2) 前記成形品の成形条件を設定する成形条件設定工程と、(3) 前記計算用モデルを用いて、前記成形品を前記成形条件で射出成形したときの各微小要素の異方性物性データを算出する物性解析工程と、(4) 前記計算用モデルを用いて、前記成形品に荷重を負荷した場合の破壊予想位置及び該破壊予想位置の応力方向を求める構造解析工程と、(5) 前記成形品の破壊予想位置について、その応力方向と異方性物性データに基づく最大強度方向とのなす角度が最小となるか否かを判定する判定工程と、を含み、前記判定工程において角度が最小と判定されるまで(2) 〜(5) の工程を繰り返し、その判定条件を満たす成形条件を探索することを特徴とする射出成形品の構造強度シミュレーション方法。
IPC (2件):
B29C 45/76 ,  B29K105:12
FI (2件):
B29C 45/76 ,  B29K105:12
Fターム (5件):
4F206AA29 ,  4F206AB11 ,  4F206AM23 ,  4F206JA07 ,  4F206JP18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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