特許
J-GLOBAL ID:200903070871116877

リラクタンスレゾルバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010382
公開番号(公開出願番号):特開平8-205502
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 検出信号の振幅の温度依存性を無くし、安定した信頼性の高い回転位置検出ができ、レゾルバ部分と電気回路部分とをつなぐ線数や電子部品数を減らし装置を簡素化した安価なリラクタンスレゾルバを実現する。【構成】 ロータの回転に応じて、インダクタンスが0 ゚、90 ゚、180 ゚、270 ゚の位相差をもって周期的に変化する4組の巻線La〜Ldと、LaとLcを直列接続した第1相巻線と、LbとLdを直列接続した第2相巻線とを並列接続し、そこを流れる励磁電流を電圧信号に変換する接地抵抗器14と、接地抵抗器14の電圧信号で負帰還をかけられ、巻線La〜Ldの直流抵抗値の温度変化を補償する差動増幅器17と、ロータの回転角度演算の基準となるオフセット電圧を発生する抵抗器15、16と、各巻線の接続点から出力される電圧とオフセット電圧とに基づいてロータの回転角度を演算する内挿回路12とで構成される。
請求項(抜粋):
ロータの回転に応じて、インダクタンスが0 ゚、90 ゚、180 ゚、270 ゚の位相差をもって周期的に変化する4組の巻線を備えたレゾルバにおいて、前記インダクタンスの変化の位相が0 ゚と180 ゚の巻線を直列接続した第1相巻線と、前記インダクタンスの変化の位相が90 ゚と270 ゚の巻線を直列接続した第2相巻線と、前記第1相巻線と前記第2相巻線とを並列接続し、その両端に励磁電流を流すとともに、励磁電流を周囲温度の変化に対して一定に保つ定電流励磁手段と、前記定電流励磁手段の出力電圧に基づいて、ロータの回転角度演算の基準となるオフセット電圧を発生するオフセット電圧発生手段と、前記第1相巻線及び前記第2相巻線における各直列接続点からそれぞれ出力される電圧と前記オフセット電圧との差に基づいてロータの回転角度を演算する内挿手段と、を含むことを特徴とするリラクタンスレゾルバ。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-033615
  • 特開昭62-140020

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