特許
J-GLOBAL ID:200903070877412931

熱搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110394
公開番号(公開出願番号):特開2000-304367
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 運転状態に拘わらず2次側回路での高低圧差を所定範囲とし、過大な高低圧差に起因する弊害を防止して信頼性を向上させる。【解決手段】 2次側回路を主回路(21)と搬送回路(30)とで構成する。搬送回路(30)には、主回路(21)に連通する一対のメインタンク(T1,T2)を設ける。各メインタンク(T1,T2)を加減圧し、液冷媒を押し出し及び回収して主回路(21)で冷媒を循環させる。主回路(21)の各主液配管(25,26)にそれぞれ圧力センサ(51,52)を設け、各主液配管(25,26)内を流れる液冷媒の圧力差を算出する差圧算出部(53)を設ける。一端が一方の主液配管(25)に、他端が他方の主液配管(26)に接続するバイパス通路(61)を設ける。このバイパス通路(61)には、バイパス電動弁(62)を設ける。そして、弁制御部(63)が、差圧算出部(53)の算出値に基づいて、バイパス電動弁(62)の開度を調節する。
請求項(抜粋):
冷媒を熱源側と利用側との間で循環させる循環回路(21)と、該循環回路(21)に連通して液冷媒を貯留する一対の貯留手段(T1,T2)、及び該貯留手段(T1,T2)を加圧して貯留手段(T1,T2)から液冷媒を循環回路(21)に押し出し、減圧して循環回路(21)から液冷媒を貯留手段(T1,T2)に吸引するための加減圧手段(80)を有し、上記循環回路(21)の冷媒に循環駆動力を付与する搬送手段(30)とを備え、上記各貯留手段(T1,T2)の加圧及び減圧を交互に切り換えて行い、熱源側から利用側へ熱搬送を行う熱搬送装置であって、上記貯留手段(T1,T2)から押し出される液冷媒の圧力と該貯留手段(T1,T2)に回収される液冷媒の圧力との差を検出する差圧検出手段(50)と、該差圧検出手段(50)が検出する圧力差を所定範囲とするための差圧調整手段(60)とを備えている熱搬送装置。
Fターム (7件):
3L092AA14 ,  3L092BA05 ,  3L092BA06 ,  3L092BA27 ,  3L092DA14 ,  3L092EA02 ,  3L092FA23

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