特許
J-GLOBAL ID:200903070889173681

新規アスファルト組成物、及び新規アスファルト改質用ブロック共重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029851
公開番号(公開出願番号):特開平10-212416
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高い軟化点と優れた伸度を有し、さらに機械的強度などの物性と加工性のバランスに優れ、更に貯蔵安定性に優れるアスファルト組成物を提供する。【解決手段】 少なくとも2個のモノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロック共量合体(A)と、ピ-ク分子量がブロック共重合体(A)の1/3〜2/3に相当する、少なくとも1個のモノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロック共重合体(B)よりなるブロック共重合体組成物2〜15部と、アスファルト85〜97部よりなるアスファルト組成物で、(A)(B)の含有量、重合体ブロック組成などが特定範囲にあるもの。
請求項(抜粋):
少なくとも2個のモノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロック共量合体(A)と、ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフィー(GPC)で測定されるピ-ク分子量が、標準ポリスチレン換算でブロック共重合体(A)の1/3〜2/3に相当する、少なくとも1個のモノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロック共重合体(B)とよりなるブロック共重合体組成物2〜15部と、アスファルト85〜98部よりなるアスファルト組成物であって、()ブロック共重合体組成物中における(A)の含有量が98〜20重量%、()(B)の含有量が2〜80重量%であり、 ()ブロック共重合体組成物中の、全アルケニル芳香族化合物の含有量(TS)からモノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックの含有量(BS)を差し引いたアルケニル芳香族化合物含有量(TS-BS)が2〜30重量%の割合で含有し、 ()ブロック共重合体組成物中の、全結合アルケニル芳香族化合物の含有量(TS)が10〜50重量%、 ()ブロック共重合体組成物中の、モノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックの含有量(BS)が10重量%以上、50重量%未満、 ()共役ジエン中のビニル結合含有量が0重量%より大きく50重量%以下であり、 ()ブロック共重合体組成物のMI(G)が0.3〜15.0であって、 ()静的熱機械分析(TMA)で測定したブロック共重合体組成物の軟化温度が80〜130°Cであることを特徴とする、アスファルト組成物。
IPC (2件):
C08L 95/00 ,  C08L 53:02

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