特許
J-GLOBAL ID:200903070890223005

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324571
公開番号(公開出願番号):特開平5-156929
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 パティキュレートの捕集方向と逆方向から再生用ガスを流してフィルタを再生する内燃機関の排気浄化装置において、再生後のパティキュレートの燃え残りを判断して次回の捕集量を決め、パティキュレートフィルタの破損を防止することができる排気浄化装置の提供を目的とする。【構成】 フィルタの再生直後のパティキュレート捕集再開時に、排気ガスの流入側のフィルタの中央部と外周部の温度差、又はフィルタ前後の圧力損失を求め、温度差が大きいほど、又は所定時間経過後の圧力損失値が大きいほど、次のフィルタの再生処理の開始時期を遅らすように内燃機関の排気浄化装置を構成する。また、捕集の程度に応じて再生用ガスの供給を初期に少量、後期に増量する制御を行っても良い。この結果、フィルタの再生時に過度に温度上昇することがなくなり、フィルタの破損が防止される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気ガス通路中にパティキュレート捕集用フィルタが内蔵され、このフィルタの再生時には、排気ガスの流出側に設けられた着火手段によってフィルタに捕集されたパティキュレートに着火すると共に、排気ガスの流入方向とは逆方向から再生用ガスを流してフィルタを再生する内燃機関の排気浄化装置において、前記フィルタの排気ガス流入側内部の中央部の温度を検出する中央部温度検出手段と、前記フィルタの排気ガス流入側内部の外周部の温度を検出する外周部温度検出手段と、フィルタ再生直後のパティキュレート捕集時に、検出されたフィルタ中央部温度と外周部温度との温度差を演算する温度差演算手段と、演算された温度差が大きいほど、次の再生開始時期を遅らせる再生開始時期調整手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (2件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02

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