特許
J-GLOBAL ID:200903070892232478

変速機の同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078921
公開番号(公開出願番号):特開平9-273571
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】ダウンシフト時や低温時のアップシフト時での操作フィーリングを向上すると共に、ギア抜けを防止する。【解決手段】ギヤチャンファ8bは、スリーブチャンファ32bに対向する先端面取部が円周方向に非対称形に形成され、アウトプットシャフト5の回転方向R1と同一方向に沿う長い面取部8cと、反対方向の短い面取部8dを有し、長い面取部8cの円周方向に対する角度θ3と短い面取部8dの円周方向に対する角度θ4との関係は、θ3>θ4を満足する。スリーブチャンファ32bは、ギアチャンファ8bに対向する先端面取部が円周方向に非対称形に形成され、アウトプットシャフト5の回転方向R1と同一方向に沿う長い面取部32cと、反対方向の短い面取部32dを有し、長い面取部32cの円周方向に対する角度θ1と短い面取部32dの円周方向に対する角度θ2との関係は、θ1>θ2を満足する。
請求項(抜粋):
駆動軸と共に回転するクラッチハブに歯合するスリーブを所定方向に移動させ、該スリーブに設けられたスリーブチャンファをシンクロナイザリングを介して所望の被同期側のギヤチャンファに噛み合わせることにより駆動力の伝達径路を変更する変速機の同期装置であって、前記ギアチャンファの歯先部分の軸方向中心を該ギアチャンファの回転方向とは反対方向に所定距離ずらして形成すると共に、該回転方向側の歯先部分の該軸方向に対する傾斜角度を該回転方向とは反対方向側の傾斜角度より小さく形成し、前記スリーブチャンファの軸方向中心に対して、前記回転方向とは反対方向側の該軸方向に沿うチャンファ高さを回転方向側より低く形成したことを特徴とする変速機の同期装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-217629
  • 特開平2-217629

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