特許
J-GLOBAL ID:200903070898436105

DTMF信号判定回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211844
公開番号(公開出願番号):特開平6-062441
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 DTMFレシーバが誤動作をしないようにする。【構成】 DTMFレシーバにおいて計算された低群周波数に関する全パワー値を入力する加算器1と最大パワー判定器2は、それぞれ合計パワー値と最大パワー値を求める。パワー比較器3は両値の差を求め、判定器4は設定されている閾値と差を比較して、入力した低群に属する周波数の個数が1つか否か判定する。また、同様にして高群周波数に関し、加算器5と最大パワー判定器6は、それぞれ合計パワー値と最大パワー値を求める。パワー比較器7は両値の差を求め、判定器8は設定されている閾値と差を比較して、入力した高群に属する周波数の個数が1つか否か判定する。総合判定器9は低群及び高群に関する判定が共に、入力した低群及び高群の周波数の個数がそれぞれ1つである場合に、入力信号がDTMF信号であると判定する。
請求項(抜粋):
高群周波数の1つと低群周波数の1つとが組み合わされてなるDTMF信号である入力信号をコード化すべく、高群周波数及び低群周波数の各周波数の信号成分を抽出する手段と、抽出された信号成分のパワー値を計算する手段とが設けられたDTMFレシーバに対し、付加されるDTMF信号判定回路であって、計算された高群周波数に関するパワー値が入力され、その全パワー値のうちの最大パワー値と、該全パワー値の合計又は2番目に大きいパワー値とを求める手段と、求められた高群周波数に関する2つのパワー値の差又は比と、予め該差又は比に関して定めた所定値とを比較して、該入力信号が高群周波数の1種類のみを有するか否かを判定する手段と、計算された低群周波数に関するパワー値が入力され、その全パワー値のうちの最大パワー値と、該全パワー値の合計又は2番目に大きいパワー値とを求める手段と、求められた低群周波数に関する2つのパワー値の差又は比と、予め該差又は比に関して定めた所定値とを比較して、該入力信号が低群周波数の1種類のみを有するか否かを判定する手段と、判定された2つの結果に基づき該入力信号がDTMF信号か否かを判別する手段と、を有するDTMF信号判定回路。

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