特許
J-GLOBAL ID:200903070899205930

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-336873
公開番号(公開出願番号):特開2002-138973
出願日: 2000年11月06日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【課題】 スクロールラップ先端の隙間を最小限にできる高効率なスクロール圧縮機を提供する。【解決手段】 旋回ラップ6の上部先端部に嵌合する渦巻状のラップ溝を備え、背面に第1旋回軸受7bを有する第1スラスト板7と、旋回ラップ6の下部先端部を嵌合する渦巻状のラップ溝を備え、背面に第2旋回軸受8bを有する第2スラスト板8と、電動機2の回転力を伝達し第1スラスト板7、第2スラスト板8を旋回駆動するクランクシャフト9からなり、第1スラスト板7、第2スラスト板8の背面に高圧を加え、クランクシャフト9の回転に伴う第1スラスト板7及び第2スラスト板8の旋回運動により、旋回ラップ6と固定スクロール5のラップ5cを互いに噛み合わせ圧縮室を形成する。
請求項(抜粋):
密閉容器内に電動機と圧縮部を配置し、同密閉容器内を前記圧縮部から吐出され圧縮冷媒により内部高圧型としてなるスクロール圧縮機において、前記圧縮部を内周に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、同固定スクロールのラップと互いに噛み合わされ、そのラップの高さが前記固定スクロールのラップより高い渦巻状の旋回ラップと、同旋回ラップの上部先端部に嵌合する渦巻状のラップ溝を備え、背面に第1旋回軸受を有する第1スラスト板と、前記旋回ラップの下部先端部に嵌合する渦巻状のラップ溝を備え、背面に第2旋回軸受を有する第2スラスト板と、上部に第1偏心部を、中央部に第2偏心部をそれぞれ備え、前記電動機の回転力を伝達し前記第1スラスト板および第2スラスト板を旋回駆動するクランクシャフトと、同クランクシャフトの上端部および中央部を支承する主軸受を有するとともに、前記固定スクロールの一端を固定するメインフレームと、上端が前記メインフレームに支持され、下端が前記第1旋回軸受に嵌合する第1偏心ピンと、下端が前記メインフレームに支持され、上端が前記第2旋回軸受に嵌合する第2偏心ピンと、前記第1偏心部と前記第1偏心ピンとを連結する第1シャフトと、前記第2偏心部と前記第2偏心ピンとを連結する第2シャフトとから構成し、前記第1スラスト板および第2スラスト板の背面に前記圧縮部から吐出される高圧を加え、前記クランクシャフトの回転に伴う前記第1スラスト板および第2スラスト板の旋回運動により、前記旋回ラップと前記固定スクロールのラップを互いに噛み合わせ複数の圧縮室を形成してなることを特徴とするスクロール圧縮機。
Fターム (19件):
3H039AA03 ,  3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB07 ,  3H039BB08 ,  3H039BB28 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC05 ,  3H039CC08 ,  3H039CC09 ,  3H039CC12 ,  3H039CC13 ,  3H039CC17 ,  3H039CC24 ,  3H039CC27 ,  3H039CC29 ,  3H039CC32 ,  3H039CC33

前のページに戻る