特許
J-GLOBAL ID:200903070907686519

車室内騒音の低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂泉 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-204960
公開番号(公開出願番号):特開平6-051788
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 自動車等の車室閉空間内の低周波の騒音をアクティブに低減する装置に用いる車室内騒音の低減装置に関し、スピーカシステムを大型化せずに低周波領域での消音効果を向上させることを目的とする。【構成】 スピーカを密閉型又は開放型に切り替えられるようにしておき且つスピーカが開放型になったときの共振周波数を所定の低周波数に設定しておく。そしてエンジンの振動(又は回転数)に同期した基準信号がその所定の低周波数に対応する所定のエンジン回転数以上であるか以下であるかによってそれぞれスピーカを密閉型又は開放型に切り替える。
請求項(抜粋):
エンジンの振動に同期した基準信号を検出する手段と、車室内に設けたスピーカと、車室内騒音を検出するマイクと、該基準信号により車体の振動系の耳元までの伝達特性の逆伝達特性を同定し該マイクの入力が最小になるように該スピーカへの信号を制御する適応型コントローラとを備えた車室内騒音の低減装置において、該スピーカに取り付けられ該スピーカを密閉型又は所定の低周波数で共振する開放型に切り替える可動機構と、該基準信号が該所定の低周波数に対応する所定のエンジン回転数以上を示しているときには該スピーカを密閉型にすると共に該所定のエンジン回転数以下を示しているときには該スピーカを開放型にさせるように該可動機構を制御する判定回路とを設けたことを特徴とする車室内騒音の低減装置。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  G01H 3/00

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