特許
J-GLOBAL ID:200903070907798686

画像領域判別装置および画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-055634
公開番号(公開出願番号):特開平9-247436
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 文字領域と写真領域と網点領域とを的確に判別することのできる画像領域判別装置および画像処理装置を提供する。【解決手段】 CCDセンサ21からの画像データは、ラインメモリ24〜26に順次格納される。レベル変化検出回路28、ライン方向パターン検出回路31、ライン間方向パターン検出回路は3ライン分の画像データの濃度変化のパターンを検出して写真領域と文字領域と網点領域を3ラインの画像領域から検出する。マトリクス比較回路33は、3×3のマトリクス内の濃度差を基にしてマトリクスの中心画素の画像種類を判別する。比較判別回路34は、これら双方の判別結果が共に同一の画像種類である画素についてのみ、その画素の画像種類をこれら判定結果の示す画像種類と判定する。狭い画像範囲と広い画像範囲の双方の判別結果のアンド条件により画像種類を判定したので、判定の誤り率が低い。
請求項(抜粋):
画像の種類の判定を行う対象画素としての注目画素の濃度とその周囲の所定範囲の画素の濃度とを比較して注目画素が写真の描かれた写真領域内の画素であるか、文字の描かれた文字領域と網点処理された画像の描かれた網点領域のうちのいずれかの領域内の画素であるかを判別する局所画像判別手段と、前記注目画素を含み前記所定範囲より広い一定範囲内における各画素間の濃度の変化のパターンを検出しその検出結果を基にして前記一定範囲の中から写真領域と文字領域と網点領域をそれぞれ検出する大域画像検出手段と、この大域画像検出手段によって検出された写真領域内に存在しかつ前記局所画判別手段により写真領域内に存在すると判別された画素を写真領域の画素と判定する写真領域判定手段と、前記大域画検出手段によって検出された文字領域内に存在しかつ前記局所画像判別手段により文字領域と網点領域のうちのいずれかの領域内に存在すると判別された画素を文字領域の画素と判定する文字領域判定手段と、前記大域画像検出手段によって検出された網点領域内に存在しかつ前記局所画判別手段によって文字領域と網点領域のうちのいずれかの領域内に存在すると判別された画素を網点領域内の画素と判定する網点領域判定手段とを具備することを特徴とする画像領域判別装置。
IPC (2件):
H04N 1/40 ,  G06T 7/00
FI (2件):
H04N 1/40 F ,  G06F 15/70 330 Q

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