特許
J-GLOBAL ID:200903070915195672

焼結部品の強化処理法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113018
公開番号(公開出願番号):特開平6-322410
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 従来の金属粉末焼結部品の特徴とされる含油機構を維持すると共に、弱点とされていた強度特性を改善して、潤滑性と高強度を併せ持つ金属焼結体を提供することである。【構成】 金属粉末焼結部品1の一部を加熱後、加圧、冷却操作を同時に行い、塑性変形と焼入れを同時に行うことにより部分的強度特性を改善する。
請求項(抜粋):
炭素の粉体または炭素を含む鉄の粉体と、鉄、ニッケル、コバルト、モリブデン、クロム、シリコン、マンガン、銅等の単体の粉体あるいはこれらの組合せ組成よりなる合金の金属粉体を、成形焼成することによって得られた焼結部品において、強度を必要とする部分のみに誘導加熱、レーザー、電子ビーム等の比較的急速に加熱できる熱源を用いて加熱した後、該加熱部を所定の型を用いて加圧して塑性変形させる操作を加えると同時に焼入れし、高硬度高密度にして全体の含油特性を損なうことなく部分的に強度特性を改善することを特徴する焼結部品の強化処理法。

前のページに戻る