特許
J-GLOBAL ID:200903070915835116
回転工具アセンブリのバランスをとるための改良した装置と方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
斉藤 侑 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-516404
公開番号(公開出願番号):特表平8-500781
出願日: 1993年10月01日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】高速回転工具アセンブリ(1)のバランスをとる装置と方法が提供され、ここでこの装置は、回転軸(11)を有する回転工具ホルダ(3)、上記のホルダ(3)の回転軸(11)を取り囲むロックリング(23)を有する上記の回転工具ホルダ(3)内の切削工具保持装置(13)、及び一対の軸方向に間隔を設けたバランス・リング(35a、35b)を有し、ここで上記の一対のバランス・リングは上記の回転工具アセンブリ(1)全体のバランスをとるためのものであって、上記のロックリング(23)を取り囲む支持面(37)の周囲に回転可能に取り付けられ、上記の工具ホルダ(3)の回転軸(11)の周囲で角位置を決めることができる。本発明の方法では、工具ホルダ(3)と切削工具(17)のアンバランスを先ず判定し、次にリング(35a、35b)をロックリング(23)上の支持面(11)の周囲で回転によって調整し、工具ホルダ(3)と切削工具に付いて判定した上記のアンバランスを相殺するアンバランスを発生する。次にこれらのバランス・リング(35a、35b)をセットねじ(50)によってアンバランスを中立化する位置に固定する。アセンブリ(1)の既存のロックリング(23)上にバランス・リング(35a、35b)を位置させることによって、本発明の装置を最小の機械加工と部品によって標準の回転工具ホルダに容易に改造することが可能になり、このことは有利である。
請求項(抜粋):
(a)回転軸を有する回転工具ホルダ; (b)切削工具を上記のホルダ内に保持する手段であって、上記のホルダの軸をその回転軸の中心に限定し、上記のホルダに脱着自在に接続でき、手でアクセスできる外面を有する上記の保持手段; (c)回転工具アセンブリ全体のバランスをとる一対のバランス・リングであって、上記の工具ホルダの回転軸の周囲で手動によって角位置を設定することができるように上記の保持手段の外面の一部の周囲に回転可能に取り付けた上記の一対のバランス・リング;及び (d)上記の工具ホルダの上記の回転軸に対して所望の角位置に上記のバランス・リングを固定する手段; によって構成されることを特徴とする回転工具アセンブリ。
引用特許:
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