特許
J-GLOBAL ID:200903070924075736

刺繍ブロツクデータ展開装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321336
公開番号(公開出願番号):特開平5-123472
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 刺繍縫いを施す刺繍領域における縫い方向と略直交する方向の刺繍縫目幅に関係なく、刺繍領域を分割したブロックを規定するデータを簡単に作成でき、しかも糸切れや糸調子の悪化を確実に防止できるステッチデータを作成するような刺繍ブロックデータ展開装置を提供すること。【構成】 刺繍縫いすべき刺繍領域を分割した複数のブロックのブロックデータと糸密度データが予め記憶されている。1針展開するときに、一つ前のブロックの余り分割数Rとブロックデータとに基づいて修正ブロックBpが演算される。次の針落ち点が分割点V1のときのステッチ長Lが1mmよりも小さいときには、分割点b11に移動され、そのステッチ長Lが未だ1mm未満のときには、次の針落ち点が分割点b12に移動され、そのステッチ長Lが1mm以上になったときには、その分割点b12が針落ち位置データとして設定される。
請求項(抜粋):
刺繍ミシンにおけるX方向とY方向とに独立に位置制御される布移動手段を駆動する為に、刺繍縫いすべき刺繍領域を分割した複数のブロックを規定するブロックデータと糸密度を規定する糸密度データとを記憶したデータ記憶手段を備え、このデータ記憶手段に記憶したデータを刺繍縫いの針落ち点を規定するステッチデータに展開する刺繍ブロックデータ展開装置において、前記データ記憶手段には、各ブロックの相対向する1対の輪郭線素である1対の主辺の位置を規定する位置データと、各ブロック又は複数のブロックの糸密度を規定する糸密度データとが格納され、前記データ記憶手段に記憶されたデータに基いて、1つ又は列状に連なる複数のブロックについて、主辺上の針落ち点が略等間隔となるように針落ち点を演算する針落ち点演算手段を設け、前記針落ち点演算手段で求めた針落ち点又はこの補正手段で補正された針落ち点のデータに基いて、各針落ち点とそれに続く後続針落ち点間に亙るステッチ長を演算し、ステッチ長が所定値未満のときには所定値以上となるように後続針落ち点の主辺上の位置を補正する補正手段を設けたことを特徴とする刺繍ブロックデータ展開装置。
IPC (2件):
D05B 21/00 ,  D05C 5/06

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