特許
J-GLOBAL ID:200903070933502078

残土除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024486
公開番号(公開出願番号):特開平9-217351
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 土留めの撤収時等において、土留杭(H鋼など)の引き抜き作業は、危険を伴い、さらにその作業には時間が掛かっていた。【解決手段】 地中に埋設されたH鋼1(点線)には、枠体12で構成される残土除去装置11が装着されている。枠体12には、メインスクレーパ14a,14b、サブスクレーパ16,16を有するアングル15a,15aおよびサイドスクレーパ17,18が設けられており、H鋼1のすべての壁面に当接可能となっている。装着後、バイブロハンマー(図示しない)により振動を掛けながらH鋼1を引き抜くと、残土除去装置11はH鋼1上を摺動しながら落ちようとする。よって、各スクレーパはH鋼1に付着して排出される残土をすべての壁面において削り落とすことが可能となる。結果、振動中のバイブロハンマーの真下で作業をする必要なくなり、安全かつ確実に残土を除去することが可能となる。
請求項(抜粋):
土留杭を内部に挿入可能な枠体と、前記枠体から延び土留杭の壁面に当接可能なスクレーパとを有し、前記土留杭が引き抜かれるときに前記枠体が自重により土留杭に沿って滑り落ちることにより、前記スクレーパが土留杭の壁面に付着して排出される残土を除去できることを特徴とする残土除去装置。

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