特許
J-GLOBAL ID:200903070945624268

固体酸化物形燃料電池3次元応力評価法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和泉 良彦 ,  小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-167052
公開番号(公開出願番号):特開2004-014331
出願日: 2002年06月07日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】固体酸化物形燃料電池(SOFC)の発電時の3次元温度分布および応力分布を、良好な精度で行う計算機シミュレーシヨンによる高速評価方法を提供する。【解決手段】燃料電池の発電反応(発熱反応)は、空気極基板4上の固体酸化物電解質(膜)2と燃料極1の界面5というz方向に狭い領域で生じるので、発熱部分は2次元平面と近似するものとし、発電反応の起こる2次元平面の温度分布を、発電反応を支配する電気化学反応式、物質収支式、およびエネルギー収支式よりなる反応支配方程式を解くことにより求める過程と、基板以外の部分は薄く構成され熱伝導は良好であるので、この方向への温度分布は生じないものとし、基板のz方向への温度分布は基板の厚み方向の熱伝導係数を用いて3次元温度分布を導き、この3次元温度分布を応力分布に変換する過程よりなる3次元応力評価法とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固体酸化物形燃料電池の3次元応力を計算機シミュレーションにより評価する方法であって、 上記燃料電池の発熱部分は2次元平面と近似するものとし、発電反応の起こる2次元平面の温度分布を、発電反応を支配する電気化学反応式、物質収支式、およびエネルギー収支式よりなる反応支配方程式を解くことにより求める過程と、 基板以外の部分には温度分布が生じないものとし、上記2次元温度分布を基板の温度解析の境界条件として、基板の厚み方向への温度分布を、基板の厚み方向の熱伝導係数を用いて3次元温度分布を導く過程と、 上記3次元温度分布を応力分布に変換して3次元応力分布を評価する過程よりなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池3次元応力評価法。
IPC (2件):
H01M8/04 ,  H01M8/12
FI (2件):
H01M8/04 Z ,  H01M8/12
Fターム (2件):
5H026AA06 ,  5H027AA06

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