特許
J-GLOBAL ID:200903070948281558

燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189709
公開番号(公開出願番号):特開平10-040941
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】制御装置が故障した場合でも確実に燃料電池本体を冷却して発電機能を停止させて燃料電池本体の発電性能を維持する。【解決手段】1次冷却水循環ポンプ30を介して送られる1次冷却水の内の所要量を熱交換器7,8に送って2次冷却水と熱交換させて冷却板3cに戻される1次冷却水の温度を調節する温度調節弁6と、熱交換器7,8により1次冷却水と熱交換された所要量の2次冷却水を冷却塔10、2次冷却水循環ポンプ31を介して熱交換器7,8に戻して1次冷却水と熱交換される2次冷却水の温度を調節する温度調節弁11と、システム全体の統括制御と1次冷却水の温度及び2次冷却水の温度に応じて温度調節弁6及び温度調節弁11を制御して熱交換器7,8に送られる1次冷却水量及び2次冷却水量の調節とを行なうメイン制御装置40cとを備えた燃料電池発電システム71である。
請求項(抜粋):
燃料極,空気極,及び冷却板を有する燃料電池本体と、第1の循環ポンプ及び水蒸気分離器を有し、当該第1の循環ポンプの送出力により前記冷却板に1次冷却水を通して当該燃料電池本体の発電時に生じた熱を吸収し、この吸熱により加熱した1次冷却水を前記水蒸気分離器に流入させて当該1次冷却水から水蒸気を分離し、水蒸気が分離された1次冷却水を当該第1の循環ポンプを介して前記冷却板に戻すように構成した冷却手段と、熱交換手段を有し、前記第1の循環ポンプを介して送られる1次冷却水の内の所要量を当該熱交換手段に送って2次冷却水と熱交換することにより前記冷却板に戻される1次冷却水の温度を調節する1次冷却水温度調節手段と、第2の循環ポンプ及び冷却装置を有し、当該第2の循環ポンプの送出力により前記2次冷却水の内の所要量を前記熱交換手段に送って前記1次冷却水と熱交換させ、熱交換により加熱した2次冷却水を前記冷却装置に流入させて冷却し、冷却された2次冷却水を当該第2の循環ポンプを介して前記熱交換手段に戻すように構成することにより、前記1次冷却水と熱交換される2次冷却水の温度を調節する2次冷却水温度調節手段と、前記発電システム全体を統括制御するとともに、前記1次冷却水の温度及び2次冷却水の温度に応じて前記1次冷却水温度調節手段及び前記2次冷却水温度調節手段をそれぞれ制御することにより、前記熱交換手段に送られる1次冷却水の量及び前記熱交換手段に送られる前記2次冷却水の量を調節する制御ユニットとを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記第1の循環ポンプを当該第1の循環ポンプに送られた1次冷却水の温度に応じてオン/オフ駆動させる第1のポンプ駆動手段と、前記第2の循環ポンプを当該第2の循環ポンプに送られた2次冷却水の温度に応じてオン/オフ駆動させる第2のポンプ駆動手段とを備えたことを特徴とする燃料電池発電システム。
FI (2件):
H01M 8/04 N ,  H01M 8/04 H

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