特許
J-GLOBAL ID:200903070952802333

工作機械の移動体の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-308944
公開番号(公開出願番号):特開2002-113629
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】【課題】 互いに平行な2軸方向に移動体を同期させて移動させるとき、通常の速度の計算方法では、計算上速度が無限大になることがあり、モータに過度の負担を与えたりする課題がある。【解決手段】本発明の制御装置20は、NCプログラムや設定値を入力する入力装置210と、少なくとも速度を設定する設定部220と、各軸方向の移動方向と移動量を計算する補間部240と、各軸方向の速度を計算して速度データを出力する速度計算部250と、各軸へ位置データを出力する指令値出力部260と、速度データと位置データとに基づいてモータを制御する信号を出力するモータ制御部270とを含んでなる。速度計算部250は、平行な2つの軸の移動方向が同一のときは、設定された速度と全体の合成移動量に基づいて各軸の移動速度を求め、各軸の移動方向が異なるときは、設定された速度と移動量の多い軸方向の移動量とに基づいて各軸の移動速度を求める。
請求項(抜粋):
直線1軸方向に往復移動可能な第1の移動体と前記第1の移動体上に搭載され前記1軸方向に平行な1軸方向に往復移動可能な第2の移動体との移動を同時に制御する制御装置において、前記第1の移動体と前記第2の移動体の移動方向が異なるときは前記第1の移動体の移動量と前記第2の移動体の移動量とを比較して移動量の多い移動体の移動量と予め設定された設定速度とに基づいて前記第1および第2の移動体の各々の速度を計算するとともに前記第1および第2の移動体の移動方向が同一のときは前記第1の移動体と前記第2の移動体の所定時間における合成移動量を求めて前記設定速度と前記合成移動量とに基づいて前記第1および第2の移動体の各々の移動速度を計算して出力する速度計算部と、前記第1および第2の移動体の移動する目標の位置データを分配して出力する指令値出力部と、前記速度計算部から出力される前記速度データと前記指令値出力部から出力される位置データに基づいて前記第1および前記第2の移動体の移動を制御するモータ駆動制御部とを、を含む工作機械の移動体の制御装置。
IPC (2件):
B23Q 5/22 520 ,  B23Q 15/24
FI (2件):
B23Q 5/22 520 B ,  B23Q 15/24
Fターム (4件):
3C001KA06 ,  3C001TA04 ,  3C001TB01 ,  3C001TC02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-303502
  • 特開平1-303502

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