特許
J-GLOBAL ID:200903070955102790
ワンウェイロック式の開量調整器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262569
公開番号(公開出願番号):特開平10-088889
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 一点まわりに回動する牽制アームを備えている開量調整器において、窓開放時には窓を所定の開き位置ごとに自動ロックできるが、窓閉止時には窓を片手操作のみで一気に閉じ操作できるようにする。【解決手段】 窓枠1側にベース5を固定する。窓2の下枠に牽制アーム7の先端側を回動自在に連結する。牽制アーム7の回動基端のフランジ部19と、ベース5との間に、ロック機構と、ロック機能を無効化するロック阻止機構とを設ける。ロック機構は、フランジ部19に設けた数個のロック穴21と、ベース5に支持したロックピン23とを含む。ベース5側にロックピン23のロック係合を阻止するブロック体30を設ける。ブロック体30は線ばねで形成し、常にロックピン23を横切るよう付勢する。フランジ部19にブロック体30を変位操作する突起22を設け、窓を開放する場合にのみ、ブロック体30をピン外方へ蹴り出せるようにする。
請求項(抜粋):
窓枠1に固定したベース5に、窓2の開量を規定する牽制アーム7が、支軸6を介して回動自在に支持されており、ベース5と牽制アーム7の回動基端のフランジ部19との間に、所定の窓開放位置において、牽制アーム7の回動を阻止するロック機構が設けてある開量調整器であって、ロック機構は、支軸6を中心とする円弧線に沿って所定間隔置きにフランジ部19に形成した複数個のロック穴21と、ロック穴21の移動軌跡に臨むようベース5に往復自在に案内支持したロックピン23と、ロックピン23をロック穴21に係合する向きに移動付勢するロックばね24と、ロックばね24に抗してロックピン23をロック解除操作する解除具25とからなり、牽制アーム7が窓閉じ方向へ回動する際に、ロックピン23がロック穴21に進入係合するのを阻止するためのロック阻止機構が、ロックピン23とロック穴21との間に設けてあるワンウェイロック式の開量調整器。
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