特許
J-GLOBAL ID:200903070956526136
触媒燃焼装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279103
公開番号(公開出願番号):特開平11-118114
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 通電により発熱する触媒体を有する触媒燃焼装置において、通電時における触媒体の発熱を利用して燃料吸収体を加熱できる構成を提供する。【解決手段】 中心部に貫通穴2b、3bを有するリング形状をなし燃料と燃焼用空気が供給される触媒体2、3の一部が、通電することにより発熱する起動用触媒体3として構成されている。触媒体2、3の貫通穴2b、3b内部に設けられた多数の孔7aを有する金属円筒体7と燃料を吸収可能な燃料吸収部材6とが、起動用触媒体3と熱伝導可能な形態で配置されている。燃料ノズル12から貫通穴2b、3b内部に向けて供給された燃料は燃料吸収部材6に吸収され、燃料吸収部材6は起動用触媒体3からの伝導熱により加熱されて吸収した燃料を気化する。
請求項(抜粋):
燃料を供給する燃料供給手段(12、14)と、燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段(9)と、中心部に貫通穴(2b、3b)を有するリング形状をなし、前記燃料と前記燃焼用空気の混合気を触媒燃焼させる触媒体(2、3)とを備え、前記触媒体(2、3)の一端側に、前記燃料供給手段(12、14)および前記燃焼用空気供給手段(9)が配設され、前記触媒体(2、3)の一端側から、前記貫通穴(2b、3b)内部に向けて前記燃料と前記燃焼用空気を供給する触媒燃焼装置であって、前記触媒体(2、3)の一部が、通電することにより発熱する加熱触媒体(3)として構成され、前記触媒体(2、3)の前記貫通穴(2b、3b)内部には、前記燃料を吸収可能な燃料吸収体(6、7、60)が設けられ、前記燃料吸収体(6、7、60)と前記加熱触媒体(3)とは熱伝導可能な形態で配置されており、前記加熱触媒体(3)の通電時に、前記加熱触媒体(3)からの伝導熱により、前記燃料吸収体(6、7、60)に吸収された前記燃料を気化することを特徴とする触媒燃焼装置。
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