特許

J-GLOBAL ID：200903070960991595

マイクロ波吸収発熱体及びその製造方法

発明者： 飯田 恵一 ,  藤川 俊隆 ,  佐々木 博
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-066101
公開番号（公開出願番号）：特開平5-270941
出願日： 1992年03月24日
公開日（公表日）： 1993年10月19日
要約：

【要約】【目的】 マイクロ波が当該発熱体中を殆ど透過することなく、効率良く吸収されることにより高い発熱効率にて発熱するマイクロ波吸収発熱体を提供する。【構成】 気孔率が30〜80%で、炭化珪素70〜95重量%及び無機質バインダー5〜30重量%を含む炭化珪素含有多孔体よりなるマイクロ波吸収発熱体。炭化珪素原料のうち3〜20重量%の割合で5μm以下の炭化珪素微粉を含有する。【効果】 本発明のマイクロ波吸収発熱体は、所定量の炭化珪素を発熱体とするものであって、気孔率30〜80%と気孔率の大きい気孔体であるため、ガス拡散性が極めてよく、しかも熱の対流、耐熱衝撃性が良好である。更に、原料中に炭化珪素微粉を所定割合で含有するため、著しくマイクロ波吸収発熱効率が高い。

請求項（抜粋）：

炭化珪素粉末及び無機質バインダーを用いて製造された、気孔率が30〜80%の炭化珪素含有多孔体よりなるマイクロ波吸収発熱体であって、該多孔体は炭化珪素70〜95重量%及び無機質バインダー30〜5重量%で構成され、かつ、前記炭化珪素粉末のうちの3〜20重量%は、粒径5μm以下の微粉末であることを特徴とするマイクロ波吸収発熱体。

IPC (2件)：

C04B 38/06 ,  H05B 6/74