特許
J-GLOBAL ID:200903070974312445

かご連結部に液室を備えるエレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保科 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-157166
公開番号(公開出願番号):特開2000-344443
出願日: 1999年06月03日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】エレベータ全体の設置に対し、高い精度を必要とせずに、設置したエレベータを円滑に運行可能にする。【解決手段】かごと駆動機構との間のかご連結部70に液室716を備える。液室716を区画する容器部分700には、駆動機構側本体750およびかご側本体720のほか、それら両本体750,720の間に介在する環状の弾性膜体706がある。弾性膜体706は、かご側本体720と駆動機構側本体750とを相対的に移動可能にする。そこで、昇降するかごをガイドするガイドレールと、油圧ジャッキ等の駆動機構との間に、たとえば平行度のずれなど、各設置にずれがあったとしても、そうしたずれは、かご側本体720と駆動機構側本体750との相対的な移動によって吸収されてしまう。
請求項(抜粋):
一直線状に延びる軸線をもつ昇降路と、この昇降路の中を昇降するかごと、前記昇降路の軸線と平行に延び、昇降するかごをガイドするガイドレールと、前記かごを昇降させるための駆動機構と、この駆動機構と前記かごとを連結する連結部とを備え、さらに、この連結部は、内部に液体を封入するための液室を区画する容器部分を含み、この容器部分が、前記駆動機構の側に属する駆動機構側本体と、前記かごの側に属するかご側本体と、それら両本体の間に介在し、前記容器部分の内部の体積をほぼ一定に保持しつつ弾性的に形状を変える弾性膜体とから構成されることを特徴とする、かご連結部に液室を備えるエレベータ。
Fターム (4件):
3F301AA09 ,  3F301BA01 ,  3F301BA06 ,  3F301BB00

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