特許
J-GLOBAL ID:200903070978702418
磁気共鳴装置およびその動作方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯田 伸行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-309920
公開番号(公開出願番号):特開平8-299304
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【課題】 Z6よりも大きい調波のシムを容易にし、長穴磁石に匹敵する均一度を維持できる短穴磁石が可能となる磁気共鳴装置およびその動作方法を提供する。【解決手段】 例えば軸上の長さと直径の比率が1.75:1より小さく、通常約1.67:1である短い被検体収容穴(12)をもつ磁気共鳴装置において、穴を包囲する超伝導磁石(10)により穴の中に生成された一時的に一定な磁界の調波歪みは、穴(12)の周りに縦方向に配置されたシムトレイ(80)内にシムを配置することにより減少される。各シムトレイは、穴の中の磁界のシムを行うための鉄シムを収容する多くのシムポケット(84)を含む。初期化装置(60)は、穴の中の初期磁界を測定する。初期シム分配が決定され、これにより目標のより均質な磁界へ向けての不均質磁界のシムが行われる。オプティマイザ(66)は、不均質磁界と目標磁界との差により残留磁界を決定する。
請求項(抜粋):
被検体を収容する穴(12)を有し、前記穴(12)は直径および軸上の長さを有し、さらに、一時的に一定な不均質磁界を前記穴(12)の中に軸状に生成するために前記穴(12)を包囲する環状磁石(10)と、前記穴(12)の周りに配置され、前記穴(12)内へ無線周波信号を送信し、前記穴(12)から無線周波信号を受信するように位置づけられた無線周波コイル(42)と、前記無線周波コイル(42)と前記穴(12)の間に配置されるセルフシールド傾斜コイル機構(30)とを有し、前記セルフシールド傾斜コイル機構は、前記無線周波コイル(42)と隣接して配置された小さい直径の主傾斜コイル機構(32)および前記穴(12)と隣接して配置された大きい直径の副傾斜コイル機構(36)を含み、 前記主および副傾斜コイル機構(32、36)はその間にシムを収容する環状領域(40)を限定し、さらに、前記穴(12)内の磁界のシムを行うために前記シム収容環状領域(40)内に前記穴(12)の周囲に配置された複数の鉄シムとを有する磁気共鳴装置において、残留磁界を決定し、その際前記残留磁界は前記不均質磁界と所定の目標均質磁界との差に等しく、さらに前記複数のシムの調整を決定して前記残留磁界の負を生成するオプティマイザ(66)を特徴とする磁気共鳴装置。
IPC (2件):
A61B 5/055
, G01R 33/3873
FI (2件):
A61B 5/05 332
, G01N 24/06 520 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平3-235076
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特開平3-215246
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特開昭63-177506
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