特許
J-GLOBAL ID:200903070982604102

高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037007
公開番号(公開出願番号):特開平6-246365
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 熱交換器等を構成するロールボンド・パネルに、高さの異なる複数の管状中空部を、1回の膨管工程によって形成する。製造工程の削減によるコストダウンを図る。各管状中空部の底壁部の平坦度が良くし、品質の向上を果たす。【構成】 ロールボンド・パネル4 の製造法は、2枚の金属板1,2 のいずれか一方の板に圧着防止剤3 を所定形状に印刷する工程と、両金属板1,2 を重ね合わせて圧着する工程と、圧着後の合わせ金属板10を、第1および第2ダイス11,12 同志の間に配置し、合わせ金属板10の非圧着部に加圧流体を導入して、管状に膨出せしめ、管状中空部5 を形成する工程とよりなり、管状中空部5 の形成工程において、第1ダイス12の内面12a の所要部分に、合わせ金属板10の非圧着部の所要部分に対応しかつ相互にレベルが異なる複数の金属板部分当接部を設けておき、相互に高さの異なる管状中空部5 を形成する。
請求項(抜粋):
2枚の金属板(1)(2)のいずれか一方の板に、圧着防止剤(3)を所定形状に印刷する工程と、両金属板(1)(2)を重ね合わせて圧延し、圧着防止剤(3) 印刷部分以外の残りの金属板(1)(2)部分同志を相互に圧着する工程と、圧着後の合わせ金属板(10)を、中間に膨出用密閉空間部(13)を形成する第1および第2のダイス(11)(12)同志の間に一方の第1ダイス(11)の内面(11a) に沿うように配置し、合わせ金属板(10)の非圧着部に相対的に高い圧力の膨出用加圧流体を導入するとともに、両ダイス(11)(12)間の膨出用密閉空間部(13)内に相対的に低い圧力の補助加圧流体を導入し、非圧着部に対応する金属板部分を管状に膨出せしめて、所定の平面形状を有する管状中空部(5) を形成する工程とよりなる、管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法であって、上記管状中空部(5)の形成工程において、第2ダイス(12)の内面(12a) に、合わせ金属板(10)の非圧着部の所要部分に対応しかつ相互にレベルが異なる複数の金属板部分当接部を設けておき、合わせ金属板(10)の非圧着部に膨出用加圧流体を導入して非圧着部に対応する金属板部分を膨出せしめることにより、相互に高さの異なる管状中空部(5) を形成することを特徴とする、高さの異なる管状中空部を有するロールボンド・パネルの製造法。
IPC (4件):
B21D 26/02 ,  B21D 53/04 ,  B23K 20/18 ,  F28F 3/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-270018
  • 特開昭56-089343

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