特許
J-GLOBAL ID:200903070983764944

地下流体貯蔵施設の閉塞プラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172411
公開番号(公開出願番号):特開平11-011617
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 閉塞プラグの設置後にグラウティングの追加を容易にでき、また耐圧性の高い閉塞プラグの小型化を図り、さらに閉塞プラグ設置時のトンネルの拡幅掘削を省略でき、しかも貯槽に大型機械を搬入できる。【解決手段】 開閉可能であり閉塞時には貯槽4を閉塞して貯蔵物6の圧力を支持し開放時には貯槽4とアクセストンネル5とを連通する蓋体10と、貯蔵物6の蓋体10への圧力方向に沿って蓋体10のアクセストンネル5側に形成されて蓋体10を貯蔵物6による押圧に抗して支持する圧縮壁11と、圧縮壁11に連続すると共に貯蔵物6の蓋体10への圧力方向に直交して地下岩盤3に面接触する支持壁12と、支持壁12または圧縮壁11に連続して周囲の地下岩盤3に面接触すると共にアクセストンネル5に連通するグラウト壁13と、グラウト壁13の周囲にグラウト材を高圧で注入してグラウト壁13とその周囲の地下岩盤3との隙間を塞ぐと共に該地下岩盤3の圧力を上昇させて成る漏出防止手段14とを備える。
請求項(抜粋):
地下岩盤中の流体貯蔵用の貯槽と該貯槽へのアクセストンネルとの接続部分に設置されて前記貯槽を閉塞して貯蔵物の流出を防止する地下流体貯蔵施設の閉塞プラグにおいて、開閉可能であり閉塞時には前記貯槽を閉塞して前記貯蔵物の圧力を支持し開放時には前記貯槽と前記アクセストンネルとを連通する蓋体と、前記貯蔵物の前記蓋体への圧力方向に沿って前記蓋体の前記アクセストンネル側に形成されて前記蓋体を前記貯蔵物による押圧に抗して支持する圧縮壁と、前記圧縮壁に連続すると共に前記貯蔵物の前記蓋体への圧力方向に直交して前記地下岩盤に面接触する支持壁と、前記支持壁または前記圧縮壁に連続して周囲の前記地下岩盤に面接触すると共に前記アクセストンネルに連通するグラウト壁と、前記グラウト壁の周囲にグラウト材を高圧で注入して前記グラウト壁とその周囲の前記地下岩盤との隙間を塞ぐと共に該地下岩盤の圧力を上昇させて成る漏出防止手段とを備えたことを特徴とする地下流体貯蔵施設の閉塞プラグ。
IPC (3件):
B65G 5/00 ,  F16L 55/00 ,  F17D 5/02
FI (3件):
B65G 5/00 ,  F17D 5/02 ,  F16L 55/00 S
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 貯蔵用構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-056409   出願人:三井建設株式会社

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