特許
J-GLOBAL ID:200903070988205161

構造物の補強工法および補強用柱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181371
公開番号(公開出願番号):特開平10-008899
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】地下鉄のトンネルの中柱1に対する補強工法は、中柱1の回りに鋼板を溶接で取り付けモルタルを充填するものであったが、溶接に時間がかかり非能率的な工法となっていた。【解決手段】新たな補強用柱3を用いる。すなわち分割された下柱7と上柱5をそれぞれ配置した後、両者5、7の間に形成される楔状空間9に内楔11を打ち込み、さらに円筒形状の外楔13を下方に移動させる。すると、外楔13の内周面が内楔1の外周面を押圧し、柱3全体に機械的な伸長を生じる。この伸長により初期軸力を得る。その後、前記楔状空間9に充填剤を充填し固化させる。これにより非常時の軸方向耐力を得る。
請求項(抜粋):
2分割された補強用柱を所定位置に配置する工程と、補助手段を用いて前記配置された補強用柱に機械的な伸長を生じさせる工程と、前記機械的な伸長を生じた部分に充填剤を充填し固化させる工程と、からなることを特徴とする構造物の補強工法。

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