特許
J-GLOBAL ID:200903070998123333

自動周波数制御装置と自動周波数制御用制御電圧発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249390
公開番号(公開出願番号):特開平7-107132
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 追従できない速いフェージングが発生したときでも安価な回路構成で正常な自動周波数制御を行う。【構成】 受信電界強度を示す信号Hと速いフェージング発生の判定値Kとを比較する回路22と、位相変調のシンボル同期信号からブランキングタイミング信号Gを生成する回路14と、受信高周波信号と周波数誤差を含んだ受信局部発振信号とから生成された中間周波信号Aを周波数検波する回路13と、回路13の出力信号Bを信号Gでサンプルホールドし該出力信号中に含まれるシンボル切り替わりに起因する誤差電圧をブランキングし補間する回路15と、回路15の出力信号Cを平均化する積分器16と、平均化信号Dを回路22の比較結果Lでサンプルホールドし、平均化信号D中から、受信電界強度が判定値K以下となる期間を誤差電圧として除去する回路17と、回路17の出力信号Eをフィルタリングして制御電圧Fを生成するループフィルタ18とで構成する。
請求項(抜粋):
位相変調を行うディジタルデータ伝送に用いられる受信機に使用され、送信周波数と受信周波数の誤差を検出し該受信周波数に相当する局部発振周波数を発振する電圧制御発振器の制御電圧を生成する自動周波数制御用制御電圧発生回路において、受信電界強度と基準値とを比較し比較結果を出力する比較手段と、前記位相変調のシンボル同期信号からブランキングタイミング信号を生成する手段と、受信高周波信号と前記誤差を含んだ受信局部発振信号とから生成された中間周波信号を周波数検波する検波手段と、該検波手段の出力信号を前記ブランキングタイミング信号でサンプルホールドし該出力信号中に含まれるシンボル切り替わりに起因する誤差電圧をブランキングし補間する手段と、該手段の出力信号を平均化する手段と、該手段から出力される平均化信号を前記比較結果でサンプルホールドし該平均化信号中の前記受信電界強度が前記基準値以下となる期間の誤差電圧を除去する手段と、該手段の出力信号をループフィルタで処理し前記制御電圧として出力する手段とを備えることを特徴とする自動周波数制御用制御電圧発生回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/38
FI (2件):
H04L 27/22 Z ,  H04L 27/00 G

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